現場レポート

甲斐市H様邸、外壁・屋根塗装工事 屋根塗装下塗り

投稿日:2019.10.11 更新日:2025.10.8

外壁塗装も仕上がり、次は屋根塗装です。
まずは下塗りのシーラー塗装になります。塗料の密着を良くし、と吸い込みを止めるため、たっぷり塗布します!
「シーラー」は「seal」=「シールする・接着する・覆い隠す・塞ぐ」という英語が語源になっている用語です。
塗装をするときには、塗装面の下地処理をしてから仕上げ塗料を塗る必要があります。この下地処理で使用される下塗り用塗料がシーラーです。
シーラーは、下地の素材・状態・使用する仕上げ塗料に合わせて適切なタイプを使用することが大切です。
シーラーのように、下地処理の際に使用される塗料には「プライマー」「フィラー」があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
【プライマー】
プライマーは「primary」=「最初の」という英語が語源になっている用語で、「初めに塗る塗料」として下塗り塗料の総称です。プライマーの主な役割は、塗装面と上塗り塗料との密着性を高めることで、防錆プライマー(錆止め塗料)などの種類があります。
プライマーは塗装面に塗布して機能を持たせ、シーラーは下地に吸い込ませて機能性を持たせる違いがあるといわれています。しかし、正しい定義はなく、一般的にはシーラー・プライマーは同じものとして扱われているケースも多いようです。
【フィラー】
フィラーは「filler」=「詰め物・埋めるもの」という英語が語源になっている用語で、モルタル外壁のひび割れや凸凹を埋めて、下地をなめらかにするための補修用の下塗り材です。
フィラーは水性タイプしかなく、塗布量が多くなる「砂骨(さこつ)ローラー」を使って厚く塗ります。フィラーにはシーラーとフィラーの機能を兼ね備えた「微弾性フィラー」などの種類もあります。

 

屋根塗装中塗りです!
しっかり作った下地に色を乗せて行きます。
下塗りと上塗りとの中間に塗りつける層のことを中塗りと言います。上塗り材の補強や平滑な下地を作ることが目的で、一般的には上塗りと同じ塗料を使用します。また、中塗りをすることで塗膜に厚みを持たせることができるので、塗料の機能を長持ちさせる効果もあります。
下塗り、中塗り、上塗りの三回と書きましたが、実際は下塗り、上塗り、上塗りです。中塗りと上塗りで塗るのはどちらも上塗り用塗料なのです。便宜上、一回目の上塗りを中塗り、二回目の上塗りを上塗りと言います。
塗料はむらなく、均一に塗るために、重ね塗りするのが原則です。中塗りを省いて一度に上塗りをしようとすると必ず塗りムラが出来ます。

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