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夏を快適に。遮熱塗料で涼しく省エネ!

投稿日:2019.5.15 更新日:2023.8.18

この時期になると気温が上がり暑さも厳しくなってきますね……なんとなくですが、年々熱くなっているような……そんな感じがしてしまいます。

 

なんとかこの暑さをなんとかしたい!そのように考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

ですが、エアコンを強めても中々涼しくならないし、電気代もかかってしまう……

 

いろいろな省エネ対策を耳にしたことがあると思いますが、

屋根や外壁の塗装でも省エネ対策ができるのをご存知ですか?

 

塗装で省エネ対策ができる……それが遮熱塗料です!

 

これからどんどん暑くなってきます。

うだるような暑さに困ってしまう前に、遮熱塗料で省エネ対策をしてみませんか?

 

本日は遮熱塗料とはどんな塗料か、どんなメリット・デメリットがあるかを徹底解説させていただきます! 

 

【遮熱塗料とは?】

塗料には様々な性能・機能を備えていますが、「遮熱」とはどんな性能だと思いますか?

遮る熱とあるように「遮熱」は太陽光を反射して熱の吸収を抑制する性能のことです。

夏の時期になると太陽の日射角度は冬と比べて高くなり、屋根がとてつもなく熱くなります。

夏の時期の屋根の表面温度は、なんと60℃以上にも……

直に肌に触れたら火傷してしまいます。

 

「屋根が熱くなっても屋外だから部屋の中は関係ないでしょ?」

このような疑問があるかもしれませんが、じつは吸収した熱は、小屋裏や壁内の断熱性能が十分でないと室内にまで伝わってきて室温を上げてしまうのです。

このような建物に遮熱塗料は効果的です。

遮熱塗料は屋根や外壁に塗装することで、熱の原因となる太陽光の近赤外線を反射、熱の吸収を抑制して熱の伝わりを軽くすることができるのです。

遮熱塗料で塗装すれば塗装前と比べて室内温度を下げることが可能です!

とくガルバリウム鋼板やトタンなどの金属製の屋根は熱伝導が高いですから、遮熱効果もかなり期待できます。

近年ではヒートアイランド現象の対策として道路にも遮熱塗料が大活躍しています。

 

【遮熱塗料のメリット・デメリット】

  

メリット デメリット

① 室内の温度が下がり、節電効果
② 塗膜の耐用年数が長い
③ 熱による素材への影響を軽減
④ 濃色の温度上昇を抑えられる
⑤ 補助金が受けられる場合がある

① 価格が高い
② 塗膜が汚れると遮熱効果が薄れる
③ 色合いにより、効果が異なる
④ 冬は建物が寒くなりやすい

 

【メリット】

① 室内の温度が下がり、節電効果
太陽光の近赤外線を効率よく反射するため、熱を溜めず表面温度上昇を抑えます。その効果から室内への熱の伝わりが軽減し、室温が上がりにくくなります。遮熱性能をもたない塗料で塗装した場合と遮熱塗料で塗装した場合では、温度差が2〜3℃ほど(30℃以上の室温の場合)違うと言われています。この効果はきっと生活環境の変化も実感できることでしょう。一般的に室内温度が2℃下が下がると10%の電気代を節約できると言われていますので、室内環境の改善だけでなく、節電効果も期待できます。
 

☆裏ワザ
エアコンの室外機が太陽光に当たる場所に設置されている場合、室外機に遮熱塗料を塗布することで、室外機の温度を下げ、冷房効率を高めるとともに消費電力の削減につながります。
遮熱塗料で外壁塗装を考えており、「冷房の効きが悪い」「夏にエアコンを使うと電気代が高くなってしまう」という方は、業者さんにご相談してみてもいいかもしれません。

 
② 塗膜の耐用年数が長い

塗料を劣化させる三大要因が「熱、紫外線、水」です。遮熱塗料は耐候性に優れているものがほとんどですので、耐用年数は15〜20年と非常に長持ちです。費用は割高ですが、塗料のコストパフォーマンスは一概に費用だけで判断されるものではありません。遮熱塗料は一般的な塗料の1.5〜2倍なので、塗替えサイクルの長さ、メンテナンスの手間、トータルコストなどを考えると、決して高い塗料というわけではありません。
 
③ 熱による素材への影響を軽減

熱というものは屋根材や外壁材を暖めるだけではありません。気温が下がれば暖まった屋根材や外壁材はだんだん冷めていきます。そのため屋根材や外壁材は熱する・冷めるといった温度の幅が大きく、それにより膨張・収縮が繰り返されます。新品の状態なら素材に影響ありませんが、年数が経過するにつれて劣化も進み膨張・収縮により、ひび割れを起こします。その点、遮熱塗料は熱に高い耐性があるため、熱劣化が起こりにくく、塗膜もひび割れにくい特徴があります。

 
④ 濃色の温度上昇を抑えられる

熱の吸収しやすさは色で変化します。一般的に屋根は濃色のものが多いですが、黒やグレーなどの濃色は熱を吸収しやすい性質があります。虫眼鏡で黒い用紙に太陽の光をあてる実験を覚えていませんか?白い用紙はなんともなくても黒い用紙だと焦げてしまいましたよね。屋根も同じ理屈で濃色ほど熱の吸収が大きいです。遮熱塗料も色によって遮熱効果が変わりますが、遮熱性を持たない塗料と比べると濃色でも熱の吸収を抑えることができます。(デメリット③でもご説明しますが、より遮熱効果を重視するなら白など日射反射率が高い淡色がおすすめです)

 
⑤ 補助金が受けられる場合がある

遮熱塗料はCO2削減につながり、省エネを推進するために国や自治体が補助金制度を実施しています。様々なリフォームの補助金制度がありますが、なかなか塗装工事の補助金制度は少ないのが現状です。しかし、この省エネを推している補助金制度は、遮熱塗料を対象にしていることがありますので、塗装工事をされるなら遮熱性能を持たない塗料を採用するよりも遮熱塗料を採用することで安くお得に工事ができます。塗装工事は高額ですから、塗装をご検討されている方は、補助金制度を実施していないか各自治体に相談することをおすすめします。
 

【デメリット】

① 価格が高い
一般的なシリコン塗料の価格は2000円前後/㎡。それに対し、遮熱塗料は4000〜5000円/㎡。この価格差は遮熱塗料を検討する際にネックになるかもしれません。
 
② 塗膜が汚れると遮熱効果が薄れる

遮熱塗料の遮熱効果は永続的なものではありません。経年劣化することで遮熱効果も低下していきます。主に遮熱効果を低下させる要因が「塗膜の汚れ」です。塗膜がきれいなうちは、十分な遮熱効果を発揮しますが、塗膜が汚れると効果が落ちて熱を吸収しやすくなります。ですが、「耐候性に優れている」「親水性で汚れにくい」これらの性能を持つ遮熱塗料なら遮熱効果も長く持続してくれます。採用する遮熱塗料で問題を解決できますので、遮熱塗料を選ぶ際は「耐候性に優れている」「親水性で汚れにくい」をポイントにお選びください。
 
③ 色合いにより、効果が異なる

塗料は様々な色を用意しています。通常の塗料ならお好みの色を選んでいただいて問題ありませんが、遮熱塗料に関しては選択する色に注意しなければなりません。なぜなら遮熱塗料は色によって日射反射率が異なり、効果が変わってしまうからです。「メリット④」でもお伝えしましたが、濃色ほど日射反射率は低く遮熱効果が落ちますより遮熱効果を重視するなら日射反射率が高い淡色をおすすめします。

 
④ 冬は建物が寒くなりやすい

気温が上がる夏はできるかぎり熱を遮りたいですが、反対に冬は気温が下がるため、熱を取り込むことが重視されます。そのため遮熱塗料で塗装すると熱を遮ってしまい、冬は逆効果になってしまう心配があります。ですが、冬は太陽の日射角度が下がるため、屋根への影響は気にしなくても大丈夫です。また、現在の住宅は外壁に断熱材があり、熱を通さない作りになっています。建物の断熱性能によって変わりますが、現在の建物なら外壁から熱を取り込むといったことはありませんので、遮熱塗料で塗装してもさほど影響はないでしょう。
 


 
遮熱塗料には素晴らしいメリットがありますが、残念ながらデメリットもあります。

しかし、デメリットも加味して考えたとしても、室温を下げ、節電効果があり、さらに建物を長持ちさせてくれる遮熱塗料は頼もしい塗料ではないでしょうか。
 
当社でオススメする遮熱塗料

日本中央研究所 アドグリーンコート
日本ペイント サーモアイ
日清産業 ガイナ
アステックペイント 超低汚染リファイン
アステックペイント スーパーシャネツサーモ
 
LOHASでは、遮熱塗料の取り扱いも豊富!

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ご相談、建物診断、お見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせください。

 

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