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モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

投稿日:2024.7.4

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

1990年代のほとんどの住宅は外壁材にモルタルが使われていました。

現在ではサイディングが主流となりましたが、今でも新築やリフォームに使われています。

 

外壁材に留まらず、在来工法のお風呂や土間などにも使用されており、湿式工法の職人の手で作り上げる独特な質感は既製品では表現することができません。

頑丈で地震に強く、耐火性能も優れていますが、当然、定期的なメンテナンスが必要です。

 

本日は、モルタル外壁のメンテナンスについて解説いたします。

 

昔から用いられているモルタル外壁とは?

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

モルタルとは「セメント・水・砂(細骨材)」を混ぜ合わせて作り上げる湿式工法の建材です。

外壁から土間、内壁など様々なところで用いられています。

 

1990年代以前の住宅では、モルタルが多く使われていました。

現在では乾式工法のサイディングが主流になりましたが、今でも新築に採用するお家もあります。

 

また、リフォームではまだまだ目にすることが多い外壁材です。

モルタルを練り上げて塗る施工方法なので、外壁が剥がれても部分的に補修できるメンテナンス性にも優れています。

 

モルタル外壁とはどんな壁?

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

モルタル外壁は「下地材(木摺り)」「アスファルトフェルト(防水紙)」「ラス網(ワイヤーラス)」を下地にモルタルで仕上げる外壁材。

 

2000年以前と以降で施工方法が変遷し、2000年以降は品格法の観点から下地材の前に胴縁を取り付けて通気層が設けられました

 

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

 

モルタル外壁は意匠性の高い模様を施す仕上げがされています。

代表的な仕上げがこちらです。

 

・スタッコ:高級感と重厚感があり、リシンよりも厚塗り。クラックが発生しにくい

・リシン:細かな凹凸を施したシンプルな模様。モルタル外壁によく用いられる模様

・吹き付けタイル:玉状の模様が特徴。玉吹き(たまぶき)とも呼ばれます。

 

モルタル外壁は地震に強い?

モルタル外壁が剥がれているのを見ると、本当に地震に強いの?と疑問を感じるかもしれません。

ですが、モルタル外壁は継ぎ目がなく、外壁と躯体が一体化、住宅全体の耐震性を高める特徴があります。

 

もし、外壁材が崩れ落ちた場合は、それは外壁材が弱いのではなく、躯体そのものの脆弱性や外壁と躯体を一体化する施工方法に誤りがあるなどの原因が考えられます。

 

下地とラス網をステープルで留めつけ、モルタルを塗って外壁全体を包み込み一体化させる適切な施工をすることで外壁が剥がれ落ちにくくなります。

 

モルタル外壁のメリット・デメリット

【メリット】 【デメリット】

・職人の手に施す意匠性の高い外観

・湿式工法からなる独特な質感

・地震に強い

・耐火性に優れる

・メンテナンスがしやすい

・品質が職人の技術に左右される

・窯業系サイディングと比べるとクラックが起こりやすい

・定期的に塗装が必要

モルタル外壁は定期的に塗装が必要

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

モルタルそのものは吸水性があり、水の染み込みを防ぐために塗装をします。

塗装の劣化がクラックや雨漏りへと発展させてしまうため、塗装が摩耗したら塗り替えを行いください。

 

塗装時期は10年が目安となっておりますが、現在の塗料は耐久性が高くなり、10年以上耐久するものもあります。

 

次の項でお伝えする劣化症状も目安に塗装時期をご検討ください

 

塗料についてはこちらから

 

モルタル外壁の劣化症状

褪色

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

紫外線に触れると塗膜の樹脂が破壊されて次第に色も褪せてきます。

水の染み込み跡や色ムラなど外観にはっきりと現れてきたら塗装が劣化しているサインです。

 

汚れや苔などの付着

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

大気中の汚染ガスや排気ガス、砂埃、胞子などが外壁に付くと汚れやコケが目立ってきます。

汚れや苔、カビなどが目立つ場合は、塗装が劣化している可能性があります。

 

チョーキング

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

チョーキングとは塗料に含まれる顔料が表面に浮き出てくる現象のことです。

塗膜の樹脂が破壊されている状態で、壁に触れるとチョークのような白い粉が付着します。

 

チョーキングについてはこちらの「外壁塗装のチョーキングは塗り替えのサイン!」をご覧ください。

 

クラック

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

ひび割れのことをクラックと呼びます。

モルタル外壁は硬質でクラックが発生しやすい特徴があります。

クラックが外壁深部まで及んでいると建物の構造にも影響が出ます。

 

クラックについてはこちらの「外壁がひび割れているのは危険?クラックの種類と原因を解説!」をご覧ください。

 

塗膜剥離

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

塗膜が剥がれるとモルタルが露出して水や空気の影響を強く受けます。

他の塗膜にも影響を与え、クラックも起こりやすくなります。

外壁に直接ダメージを与えている状態なため、なるべく早めに塗装をする必要がある状態です。

 

劣化症状についてはこちらの「劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?」をご覧ください。

 

モルタル外壁のメンテナンスならLOHASにお任せください!

モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング

モルタル外壁は現在主流のサイディングと比べると部分的に補修することができ、メンテナンス性に優れています。

クラックが発生しやすい特徴がありますので、なるべく色褪せやチョーキングなど劣化の初期の段階で外壁塗装を考えていただくのがベストです。

 

LOHASは建物診断や見積もりを無料で行っております。

お住まいのことでなにかお困りのことがございましたら診断いたしますので、お気軽にご相談ください!

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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