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劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?

投稿日:2022.8.26

劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?

外壁塗装は建物の美観を整えるだけでなく、風雨から守る役割もあり、塗装周期は10年が目安です。(使用されている塗料や外壁材の種類によってメンテナンスサイクルは変わります)

 

建物の見栄えを保護するということは、建物の性能を守ることにもつながるため、定期的に外壁塗装を行うことが大切です。塗装は経年劣化し、色々な劣化症状が現れてきます。

 

この劣化症状は塗り替えが必要なサインとなりますので、見逃さないようにしましょう!

 

今回は外壁塗装の劣化症状や劣化を放置するリスクについて解説します!

 

【外壁塗装が必要か見極めるポイント】

劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?

塗装はいつまでも美観を維持してくれるわけではなく、建物を保護する性能も同様に年数が経つにつれて低下してきます。外壁塗料の主成分は樹脂で作られており、硬化することで塗膜を形成します。この塗膜が風雨から建物を守ってくれますが、太陽の紫外線や風雨などで劣化してくるため、定期的に塗り替えをしないと水が染み込み建物の状態を悪くさせます。

 

劣化が進まないうちに塗り替えをすることが重要なのですが、そのタイミングを見極めるにはどうしたらいいと思いますか?

 

冒頭でもお伝えしましたが、10年ほどが塗装のサイクルとなります。しかし、10年経つ前に塗装が必要になるケースもありますし、10年経っても、まだ塗り替えの時期ではないときもあります。

 

そのため外壁塗装が必要か見極めるには年数の経過だけでなく、他の要素も見て判断しなければいけません。

 

その要素が劣化症状です。

 

塗装は太陽の紫外線や風雨にさらされて次第に劣化してきます。塗装が劣化してくると色々な症状が出てきますので、その劣化症状を見て塗装が必要か判断しましょう。

 

それでは外壁塗装が劣化するとどんな劣化症状が出てくるか、次に解説していきます。

 

【外壁塗装が劣化すると出てくる症状】

劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?

塗装の劣化症状は塗り替えのサインです。

 

劣化症状を知らないままだと、そのまま放置してしまうかもしれませんので、塗装が劣化するとどんな症状が出るのか知っておきましょう。

 

【チョーキング】

劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?

チョーキングは塗装の劣化症状でよく見られ「白亜化現象」とも呼ばれています。チョーキングが起きていると外壁を触った時に粉が付きます。これは塗料に含まれる樹脂が太陽の紫外線などで破壊され、顔料が粉状になって浮き出てしまっているからです。

 

チョーキングは確認しやすい劣化症状ですから、汚れや色褪せが目立ってきたら一度外壁を触ってみてチョーキングが起きていないか確かめてみましょう。

 

【塗装の色褪せ】

劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?

塗装の色褪せも劣化症状の一つです。色褪せの原因は太陽の紫外線や風雨などがあり、顔料の色素結合が破壊されて塗装が色褪せてきます。塗装が色褪せると白くくすみだし、建物に古い印象を与えてしまいます。

 

日がよく当たる場所は、他のところよりも先に色褪せてくる可能性があり、環境によって褪せ方も違ってきます。無機顔料を使った色褪せに耐性のある塗料もありますので、変色を防ぎたい方は、無機顔料を配合した塗料がおすすめです。

 

塗料についてはこちらから

 

【汚れの目立ち】

劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?

汚れがつきにくい性能は汚染性で表しています。低汚染性塗料は、樹脂結合を緻密にし、汚れがつきにくくなっています。また、親水性の塗膜を作る塗料は、汚れが付着しても雨と一緒に洗い流すことができるセルフクリーニング機能を備えています。

 

汚れがつきやすくなると、性能が低下しているサインですので、塗り替えをご検討していただくタイミングです。

 

コケやカビの発生

劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?

コケやカビは水気や湿気が多い場所に発生しやすいです。北側や風通しの悪いところでカビやコケは発生しますが、塗料の性能には、カビやコケの発生を防ぐ、防藻性、防カビ性という性能を備えています。もし、コケやカビが目立ってきたら、その性能が落ちている可能性があります。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」もご参考にしてください。

 

【木部や鉄部は腐食、サビに注意!】

劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?

建物は木部や鉄部が使われているところもあります。外壁や屋根以外のところを付帯部と呼んでいますが、塗装は建物全体を行なっておくことが大切です。

 

付帯部というと、おまけという感じがしてしまいますが、塗装しないままにしておくと、腐食で朽ちてしまう恐れがあります。

 

木部や鉄部は、定期的に塗装をしておかないと腐食やサビによって朽ちてしまいますからご注意ください。以下に鉄部や木部の箇所を表にまとめましたのでご覧ください。

 

木部 鉄部

破風板

鼻隠し

軒天井

窓枠

面格子

濡れ縁

雨戸・戸袋

ウッドデッキ

玄関

など

フェンス

門扉

鉄骨階段

配管

霧除け

面格子

雨樋金具

雨戸

水切り

棟板金

雨押さえ

換気口

など

 

木部は外壁と同じ樹脂塗料と浸透させるタイプのオイル塗料で塗装ができます。樹脂塗料は塗りつぶしになりますが、オイル塗料は木目を潰さずに塗装ができます。

 

ウッドデッキや造作のフェンス、玄関などは木の温かみを活かすために、よくオイル塗料が採用されます。

 

鉄部の塗装は、下地処理が重要です。サビが発生していると塗装の密着性が悪くなりますので、念入りに下地処理をしておく必要があります。下地処理後は錆止めを塗布し、サビの発生を防ぎ、塗装の密着性を上げます。鉄部の塗装は、サビで朽ちてしまうと溶接などの補修が必要になり、メンテナンスコストが高くなります。

 

また、鉄骨階段など通路となる場所は、錆びていると安全性に欠けるため、定期的にメンテナンスしておくことが大事です。

 

下地処理についてはこちらの「塗装前の下地処理」をご覧ください。

 

【劣化を放置しないために定期的に点検を実施】

劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?

年数の経過だけでなく、今回ご紹介した劣化症状も塗装が必要なサインです。塗装が古くなると水が染み込みやすくなるため、柱や土台などの構造体の腐食やシロアリ、雨漏りなどの被害を起こす恐れがあります。

 

被害が広がるほど建物の寿命を縮める原因となりますので、適切なタイミングで塗装を実施ください。

 

普段から建物の変化に気づくことが大切ですが、それもなかなか大変かもしれません。

 

そこでご提案したいのが、当社が実施する無料診断です。

 

診断では建物の状態や必要な工事などをご説明させていただきます。お客様にも立ち会ってもらいますので、建物のメンテナンスについて理解も深まるかと思います。お家のメンテナンスのことで、気になることやご不明な点など、なんでもかまいませんので、お気軽にご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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