甲斐市M様邸、外壁塗装下塗り〜上塗り
投稿日:2020.9.11 更新日:2025.10.16
外壁塗装下塗りになります。
下塗り材のエポパワーシーラーは、サイディング外壁材と中塗り・上塗り塗料との密着性を強め、耐候性(防水性と耐久性)に優れた塗膜を作ります。下地強化剤とも言われます。
外壁材と塗料との密着力が弱いと、結果的に外壁の耐久性も損なってしまいます。
外壁塗装中塗りです。
使用塗料は、アステックペイント リファイン1000MF-IRです。
このアステックペイントの塗料は遮熱塗料です。
遮熱塗料のもたらす効果の一つは、「建物を暑さから守る」ことです。
遮熱塗料を屋根や外壁に塗ることで、塗布面の表面温度上昇が抑制された結果、室内の温度上昇が抑えられます。
ただし、確かに温度の上昇は抑制されるものの、遮熱効果による体感温度の変化は、「誰でも違いがはっきりとわかる」レベルの落差ではありません。
そのため、実際に検討する際には、「確かに言われてみると涼しくなっているかも知れない」という程度の変化だと考えるのが良いでしょう。
外壁塗装仕上げの上塗りです。
中塗りと同じ塗料を塗っていきます。
遮熱塗料のもたらす効果の1つとしては、「建材の熱損傷を防ぐ」ことです。
屋根や外壁などの建材は、熱の作用を受けることで劣化が進み、耐用年数が短くなることがあると言われています。
(科学的な正式名称ではありませんが、ここでは便宜上、「熱損傷」と呼ぶことにします)
遮熱塗料は、表面温度の上昇を抑制する効果によって、熱の作用を軽減します。
その結果、熱損傷による建材へのダメージを減らすことができるのです。







