現場レポート

南アルプス市W様邸、外壁塗装 高圧洗浄と養生作業

投稿日:2020.9.22 更新日:2025.10.9

まずは洗浄作業になります。
高圧洗浄とは、専用の機械から水を噴射させ、その圧力によって外壁や屋根に付着したゴミや汚れをきれいに落とす作業のことです。
外壁塗装は、経年劣化によりホコリ・コケ・カビといったゴミが付着したり、塗料を覆う塗膜の密着力が弱くなったりします。そのような状態のまま塗装を施すということは、ゴミを挟んだままあえて密着しにくい外壁に塗料を塗るようなもので、早期の剥がれにつながりかねません。
塗装前に高圧洗浄を行うことで、ゴミや汚れの除去はもちろん、古い塗膜も取り除くことができます。
外壁のゴミや汚れを長い期間にわたり放置しておくと、除去しにくいこともあります。そのため業者は、家庭用のタイプより約1.5倍の威力を持つ、業務用の高圧洗浄機を使うのが一般的です。明確な水圧基準はありませんが、業務用のタイプは平均で約15Mpa(メガパスカル)の水圧を誇り、毎分約15リットルの吸水量が目安になります。

 

養生作業になります。
養生とは、施工箇所の破損や施工ミスを防ぐために行う作業のことで、外壁塗装においては、塗料飛散やはみ出しを防ぐために、シートやテープなどで窓まわりや屋外設備を保護する作業が行われます。
この養生が行われなければ、塗料があちこちにはみ出して、完成後の見た目が悪くなるだけでなく、飛び散った塗料が近隣住民からのクレームにも繋がりかねません。
養生作業は、通常、足場仮設作業と同時にスタートします。
仮設足場工事の時点では、メッシュシートやブルーシートを足場に貼るのみですが、高圧洗浄作業や下地処理が終わると、今度は窓まわりや室外機などもビニールで養生されるという流れになります。
そのため、下地調整が終わり、塗装が完了するまでの期間は、養生のため窓が開けられなくなりますので、施工会社から渡される工事スケジュールにはしっかり目を通しておきましょう。

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