ブログ

外壁塗装の下地処理が疎かになっているとどうなる?

投稿日:2023.2.28 更新日:2023.3.1

外壁塗装の下地処理が疎かになっているとどうなる?

せっかく外壁塗装をするのなら長持ちしてほしいですよね。

外壁塗装はただ塗料を塗るだけのように見えますが、実はいろいろとやらなければならない大事な作業があります。

 

外壁塗装の工程の中で「下地処理」という工程があります。

「下地処理」は塗装の耐久性を左右する大事な作業でして、下地処理が適切に行われているか、行われていないかで塗装の保ちも変わります。

 

長持ちする塗装に仕上げるためには、「下地処理」を念入りに行われていることが重要です。

 

そこで、本日は外壁塗装で行う下地処理の重要性や作業内容についてお伝えします!

 

【外壁塗装で欠かせない下地処理とは?】

外壁塗装の下地処理が疎かになっているとどうなる?

外壁塗装では、塗装する面のことを下地と呼んでいます。

下地を整える作業のことを下地処理と言いますが、これだけではよくわかりませんよね。

 

外壁や建物に付帯する部材などは、風雨や太陽光、大気中に浮遊するチリや埃などにさらされてダメージを負っています。古くなった塗膜や汚れもたくさん付着しているでしょう。

 

これらの不純物を取り除いて、塗装が付着しやすい下地に整えるのが下地処理をする目的です。

 

それでは、どうして外壁塗装は下地処理が大事なのかをもう少し具体的にご説明していきます。

 

【下地処理が大事な理由】

外壁塗装の下地処理が疎かになっているとどうなる?

経年劣化した下地は、汚れや古くなった塗膜、コケ、カビなどの不純物が付着しています。不純物だけでなく、クラック(ひび割れ)やコーキングの劣化なども症状に現れ、これらの症状は塗装の耐久性を低下させる原因になります。

 

通常、塗装は10年ほどは保たすことができます。しかし、下地に不純物が残っていたり、クラックなどの損傷を起こしているところをそのまましてしまうと短期間で塗装が剥がれてしまいます。また、劣化した下地は荒れている状態のため、そのまま塗装しても見栄えが美しくなりません。

 

下地処理が大事と言われる理由は、「塗装の密着性を高めること」と「下地を平滑に整えて見栄え美しく仕上げること」です。

 

外壁塗装では下地処理が適切に行われているかがとても大事になってきます。

 

劣化症状についてはこちらの「劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?」をご覧ください。

 

【外壁塗装で行う下地処理の種類】

外壁塗装の下地処理が疎かになっているとどうなる?

外壁塗装で行う下地処理はいろいろ種類があります。

 

まずは、下地処理はいつ行うのか、外壁塗装の流れを見ていきましょう。

 

【外壁塗装の流れ】

1:足場設置

2:高圧洗浄

3:下地処理

4:下塗り

5:中塗り〜上塗り

6:足場撤去

7:塗装完了

 

高圧洗浄も下地処理の一つですので、下地処理は足場を設置した後に行います。下地処理は塗装前に行い、下地の状態を良好にしてから塗装します。

 

それでは各下地処理の作業をお伝えしていきます!

 

【高圧洗浄】

外壁塗装の下地処理が疎かになっているとどうなる?

高圧洗浄は、高圧洗浄機を使い水圧をかけて建物に付着する汚れや古くなった塗膜、コケやカビなどを洗い流していく作業です。

 

 

不純物が残っていると塗装の密着性は落ちてしまいますので、はじめに建物全体を洗浄します。

 

【ケレン】

外壁塗装の下地処理が疎かになっているとどうなる?

ケレンは下地を研磨する作業でして、洗浄で落としきれない白亜化した塗膜、汚れなどを取り除き、塗装の密着性を高める役割があります。

 

 

また、荒れている下地を平滑にして、見栄えを整える目的もあります。

研磨するときは、サンドペーパーやスクレーパー、ディスクサンダーなどの道具を使って下地を研磨します。

 

【コーキング工事】

外壁塗装の下地処理が疎かになっているとどうなる?

コーキングは建物に生じる隙間を塞ぐ充填材です。

 

コーキングには防水性と気密性を保つ役割を担っています。

 

経年劣化したコーキングは、ひび割れや剥がれなどの症状を起こし、水が内部に入り込みやすくなるだけでなく、空気の流入が多くなります。

 

防水性と機能性が低下する原因ですので、外壁塗装と一緒にコーキング工事を行うことが大切です。

 

コーキング工事についてはこちらの「外壁塗装と一緒におすすめしたいコーキング工事」をご覧ください。

 

【補修工事】

外壁塗装の下地処理が疎かになっているとどうなる?

年数が経過した建物は、損傷を起こしていることがあります。

これら損傷も塗装前に補修しておくことが大切です。

 

損傷にはクラック(ひび割れ)があります。

クラックには「ヘアークラック」と「構造クラック」があり、「構造クラック」は外壁内部にまで被害が及んでいますので、耐震性の低下が懸念されます。もし、「構造クラック」が確認できる場合は、早めに修理しましょう。

 

クラックについてはこちらの「外壁がひび割れているのは危険?クラックの種類と原因を解説!」をご覧ください。

 

【下地処理がされているか事前に確認しましょう!】

外壁塗装の下地処理が疎かになっているとどうなる?

外壁塗装では下地処理が非常に重要となってきます。

どんなにグレードの高い塗料で塗装しても、下地処理が疎かになってしまっていたら、塗装は長持ちしないでしょう。

 

下地処理は塗装が仕上がってしまうと見えなくなってしまいますので、手抜き工事をされてしまわないようにしっかり対策をとることが大切です。

 

ちゃんと下地処理がされているか「見積もりをよく確認する」「下地処理について業者から説明をもらう」「下地処理の施工写真を撮ってもらう」などで対策することをおすすめします!

 

LOHASはお客様が安心して工事をまかせていただけるように作業報告の実施と工事完了報告書、保証書をお渡ししております。無料診断も行っておりますので、これから外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください!

 

お問い合わせからお引き渡しまでの流れについてはこちらから

 

“mu”

 

中巨摩郡昭和町、甲府市、山梨市、都留市、山梨市、大月市、韮崎市、南アルプス市、甲斐市、笛吹市、北杜市、上野原市、甲州市、中央市 西八代郡市川三郷町、南巨摩郡 富士川町、南巨摩郡 早川町、南巨摩郡 南部町、南巨摩郡 身延町、中巨摩郡 昭和町 南都留郡道志村、南都留郡 西桂町、南都留郡 忍野村、南都留郡 山中湖村、南都留郡 鳴沢村、南都留郡 富士河口湖町 北都留郡小菅村、北都留郡 丹波山村で、塗装工事、屋根工事のことなら、LOHASへお気軽にご相談ください。

 

山梨、甲府、甲斐市、南アルプス市エリアの外壁塗装店【株式会社LOHAS】

施工事例

施工事例一覧
ご依頼ありがとうございます