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外壁塗装と一緒におすすめしたいコーキング工事

投稿日:2022.5.30 更新日:2022.5.31

防水や気密を保つ外壁塗装と一緒におすすめしたいコーキング工事

外壁塗装と一緒におすすめしたいのがコーキング工事。

コーキングは建物の防水性や気密性を保つために施工されています。

 

いろいろな場所に施工されており、長く建物を使っていくためにはコーキングのメンテナンスも欠かせません。

 

コーキングの劣化が進んでいれば最悪は雨漏りを起こして建物の寿命を縮めてしまう恐れも・・・

今回は外壁塗装と一緒におすすめしたいコーキング工事についてお伝えしていきます!

 

【建物の防水性や気密性を保つコーキング工事】

コーキングのことをシーリングとも呼びます。(ここではコーキングで統一します)

コーキングはポリマー(高分子体の有機化合物)を原料とする充填材で、防水性や気密性を保つために施工されています。

 

コーキングが施工されているところは、サイディングやALCなどの外壁目地、換気口や窓など部材の取り合い部などいろいろな場所です。

 

建物は完全に隙間なく組まれているわけではありませんので、どうしても隙間が生じます。

しかし、その隙間をそのままにしてしまったら雨が降った時に簡単に屋内に入ってきてしまいます。

 

また、風の通り道ができますので、隙間風も多くなってしまいますよね。

これでは建物の機能としては不十分ですから、雨や風が入ってこないようにコーキングを充填して隙間をふさぎ防水性や気密性を確保します。

 

【外壁塗装の工程の中でコーキング工事をするタイミング】

防水や気密を保つ外壁塗装と一緒におすすめしたいコーキング工事

外壁塗装は下地処理を念入りに行うことが大切です。

その大事な下地処理の一つにコーキング工事があります。

 

下地処理についてはこちらの「塗装前の下地処理」をご覧ください。

 

コーキングを打設する場合、施工する順番に注意しなければなりません。

塗装をしてからコーキングを充填するとなると、塗装をしたところをわざわざ切り込みを入れなければなりませんので、工程では塗装前にコーキングを打設するのが一般的です。

 

塗装工事の流れについてはこちらから

 

【コーキングの耐用年数とメンテナンス時期】

防水や気密を保つ外壁塗装と一緒におすすめしたいコーキング工事

コーキングは永続的なものではなく、太陽の紫外線などで次第に劣化していきます。

耐用年数は5〜10年ほどと外壁塗装よりも短くなる傾向です。

 

日差しがよく当たる場所などで劣化の進行具合も変わってきますので、東向きや南向きなどの日が当たる場所の場合は他のところよりも早くに劣化する恐れがあり注意しましょう。

 

メンテナンスのタイミングは耐用年数も目安ですが、劣化症状もタイミングを図るサインとなります。

コーキングが劣化すると以下の症状が出ますので見逃さないようにしましょう。

 

【コーキングの劣化症状】

・ひび割れ

・破断

・剥がれ

・隙間

・硬化

 

コーキングは外壁の緩衝材としての役割も果たしています。

硬化すると外壁材の負荷も大きくなり、反りや浮き、ひび割れなどの不具合を起こしてしまう恐れがあります。

 

また、水の侵入口にもなりますので、コーキングが劣化していたらそのまま放置せずに新しくすることをおすすめします。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」もご参考ください。

 

耐久性を高めたコーキングもあります。

耐用年数は20〜30年とかなり長寿命となっていますので、コーキング工事をお考えの方はぜひご検討してみてください。

 

詳しくはこちらの「コーキングについて」をご覧ください。

 

【コーキング工事はDIYで可能?】

コーキングはホームセンターやネットショッピングで簡単に購入することができます。

最近ではDIYが流行り自分でお家のメンテナンスをしてしまう方もいらっしゃいます。

 

材料も手軽に購入できるということもあり、コーキングもDIYで行おうと考えている方もいるかもしれませんが、防水に関わる場所はおすすめしません。

 

また、コーキングが打たれているところは高所にもあります。

梯子や脚立で作業をするのは安定性が悪く、落下や転倒の恐れがあり非常に危険です。

 

DIYのメリットは材料費だけで済みますので、業者に依頼するよりも安くできることですが、もし転倒などで事故を起こしてしまうと作業が中途半端に放置されてしまうばかりか、怪我の治療費までかかってしまいます。

 

また、窓やベランダ、外壁の目地などの防水が保たれていることが重要な場所は、正しく施工されていないと雨漏りしてしまいます。

 

雨漏りは建物の柱や土台などの構造体の腐食やシロアリを寄せ付ける原因となります。

建物への被害も甚大なため、防水を維持するところや高所になるところはDIYで行わないことをおすすめします。

 

コーキングが打たれているところは屋外だけでなく、洗面所やお風呂、キッチンなどの水回りにもあります。

 

屋内なら雨の影響は少ないので、比較的にDIYで行いやすい場所です。

ただし、雨漏りの心配がないからといっても漏水を起こす恐れはありますので、くれぐれも慎重に行いましょう。

 

外壁塗装をはじめて行う方はこちらの「外壁塗装がはじめての方へ」をご覧ください。

 

【コーキング工事は外壁塗装と同じタイミングがおすすめ】

ここまでコーキング工事についてお伝えしてきました。

前述したように外壁塗装はコーキング工事と作業が重なるところがあります。

 

別々に工事をしてしまうと塗装を切り込むなど余計な手間が増えてしまいますので、同じタイミングで行うことをおすすめします。

 

手間が増えるとその分のコストも嵩んでしまいますので、メンテナンスコストを下げるのにも有利です。

 

コーキングは防水性と気密性を保つために必要なメンテナンスです。

劣化したままにしておくと雨漏りを引き起こす恐れがあり、もし被害を受けてしまった場合は建物の寿命を縮めることになってしまいます。

 

適切な時期にメンテナンスをするには年数の経過や劣化症状が目安となりますが、普段から建物の変化を見ていくのは大変かと思います。

また、奥まったところなど見逃してしまうような場所もちゃんと見ていかなければなりません。

 

LOHASは無料で建物診断を実施しておりますので、建物の状態やメンテナンスが必要か知りたいという方はぜひご利用ください。

 

診断後はお客様に最適な工事プランをご提案させていただきますので、お困りのことやご不明な点などがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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