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ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

投稿日:2024.8.19

ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

雨漏りは建物にとって大きな被害を与える厄介なもの。

天井から水がポタポタと落ちてきたらびっくりしますよね?

 

しかし、雨漏りしてからでは、実のところ遅いのです。

できれば雨漏りしないように日頃から対策しておくことが大事です。

ベランダは雨漏りを起こす原因となりやすいところの一つ。

 

本記事では、ベランダからの雨漏りについて徹底解説いたします。

ベランダから雨漏りする原因や対策、メンテナンス方法をご紹介いたします。

 

ベランダとバルコニーの違い・ベランダの構造

洗濯干し場や憩いの場として活用されることの多いベランダ。

ちなみにバルコニーと混同されやすいですが、一応定義があり、屋根があるのをベランダ屋根がないのをバルコニーと区別されています。

ただし、今では後付けの屋根もあって明確に分けているとは言えませんので、ここでは同じものとして扱っていきます。

 

ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

また、今回はベランダをメインにご説明しますが、屋上やパラペットも基本的にベランダと同じ構造をしています。

こちらもメンテナンスを怠ると雨漏りを引き起こしてしまうのでご注意ください。

 

ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

ベランダは水が流れるようにわずかに勾配(傾斜)をつけていますが、歩行できるようにほぼほぼ平坦になっています。

雨が降れば床に水が溜まり、通常なら水が染み込んで屋内に流れてしまいますが、もちろん対策がされており、雨漏りすることはありません。

 

なぜ雨漏りしないか……

それは防水がされているからです。

 

ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

水を遮断する処置を防水工事といいます。

防水工法には種類があり、ウレタン防水、シート防水、FRP防水、アスファルト防水などがあります。

ベランダはこのような防水がされているため、雨が降っても水が染み込むことなく、雨漏りを防いでいます。

 

ベランダは雨漏りが多いって本当?雨漏りする原因

ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

ベランダは防水を施していることで雨漏りを防いでいます。

しかし、ベランダは雨漏りが多いと言われているのも事実です。

 

それはなぜでしょうか?

 

原因の一つは防水が劣化していることです。

 

ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

防水が劣化すると水が染み込みやすくなり、屋内へと水が流れて、やがて雨漏りを起こします。

防水もずっと保つものではありませんので、性能を保つために適切な時期にメンテナンスをする必要があります

 

ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

他にも笠木や手すりも雨漏りの原因となりやすいところです。

部材の継ぎ目は隙間ができ、そこから水が流れ込みます。

正常な状態ならシーリングやパッキンが防水していますが、これも経年劣化してきます。

 

そのまま放っておくと水の侵入口ができて雨漏りを起こしてしまうため、年数が経過したらシーリングを新しく打ち直したり、パッキンを交換したりする必要があります。

 

・防水の劣化

・笠木や手すりの劣化

 

雨漏りする原因は上記2つがあることに注意しておきましょう。

 

防水工事が大切な理由についてはこちらの「屋上・ベランダ防水工事が大切な理由」をご覧ください。

 

ベランダからの雨漏りを防ぐにはどうすればいい?

ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

防水の劣化を完全に止めることはできません。

そのまま劣化した状態で放っておけば、いずれ雨漏りを起こしてしまうので、それを防ぐために適切な時期にメンテナンスを行うことが大切です。

 

また、ドレン(排水口)は落ち葉や泥などのゴミが溜まりやすくなっています。

ゴミが溜まっていると水の流れが悪くなり、ドレン周りで劣化を早めるだけでなく、床に水が溜まって浸水する可能性もあります。

ドレンは目視できるところなので、ゴミが溜まらないように適度に清掃しておくことをおすすめします。

 

雨漏りを予防するベランダのメンテナンス方法

ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

防水工法はそれぞれ耐用年数があります。

 

・ウレタン防水:10年ほど ※トップコートは5年サイクル

・FRP防水:10年ほど ※トップコートは5年サイクル

・シート防水:10〜20年ほど

・アスファルト防水:15〜30年ほど

 

戸建て住宅では、ウレタン防水やFRP防水がよく採用されています。

耐用年数を10年ほどと考え、5年ごとにトップコートの再塗装が必要です。

 

防水のメンテナンスは防水層が寿命を迎えたら、新しく防水し直す必要があります

例えばウレタン防水なら10年目あたりから、新しく防水をやり直してください。

 

・ウレタン防水やFRP防水は5年ごとにトップコートの再塗装が必要

・寿命を迎えたら、新しく防水をやり直す

 

防水は上記2つのメンテナンスをご計画ください。

 

防水工事についてはこちらの「実は雨漏りの発生が多い?ベランダ防水の重要性!」もご参考にしてください。

 

気になる症状があったら早めに業者に相談しましょう!

ベランダは雨漏りしやすい?原因と対策を解説

お住まいを維持していくために必要なメンテナンスはいろいろありますが、防水も建物を守るために欠かせないメンテナンスです。

なによりも防水のメンテナンスを怠ると雨漏りを引き起こすリスクを高めてしまいます。

 

ベランダに施工されている防水はずっと保つものではありませんので、寿命を迎える時期がきたら新しく防水をやり直すようにしてください。

LOHASでは無料診断を実施しておりますので、なにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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