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外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

投稿日:2019.3.20 更新日:2023.11.6

大切なお住まいのメンテナンスで塗装以外に行っていただきたいのが「シーリング工事」です。

シーリングは建物の防水性と気密性を保つ重要なものとなっています。

 

シーリングの劣化が雨漏りを引き起こす原因となることもありますので、定期的にメンテナンスを行いください。

ここではシーリング工事とはどんな工事か、工事内容やお勧めのシーリング材などをお伝えさせていただきます!

 

【シーリング工事とは?】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

住宅は完全に密閉されて建てられているわけではありません。

外壁材の繋ぎ目や窓まわりなど様々なところで隙間が生じます。

 

もちろんこの隙間をそのままにすると水が中に入って雨漏りしてしまいます。

ですから、シーリン材を充填して建物にできる隙間を塞いでいます。

このシーリング材を使用する工事をシーリング工事といいます。

 

シーリング工事の役割は、

 

①建物全体の防水性と気密性を高める役割

②緩衝材としての役割

 

を担っています。

 

シーリング材をコーキングとも呼びます。

紛らわしいと感じるかもしれませんが、どちらも同じ意味で扱われています。

 

充填前のシーリングは粘度の高い液体ですが、硬化するとゴムのように弾力を持ちます。

弾力性を持つことで、建物への動きに追従して部材のひび割れを防止し、緩衝材としての役割を果たします。

 

シーリング工事は以下の場所に行われています。

 

・外壁目地

・窓まわり

・部材の接合部や取り合い部

 

それでは各場所の工事についてご説明いたします。

 

【シーリング工事 外壁目地の打ち替え】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

サイディングやALCパネルなどのボード型の外壁材は、お互いに干渉しあわないように目地を設けています。

当然、隙間を開けておくだけだと水が内部に入ってしまうため、シーリングを充填しています。

 

目地を設けずに隙間なく外壁材を張ってしまうと、動きに対して逃げ場がなくなるため、ひび割れてしまいます。

先ほどお伝えしたようにシーリングは弾力性がありますので、この目地が外壁材の緩衝材としての役割を果たしています。

 

劣化すると硬質化、ひび割れ、剥がれ、縮みなどの症状を起こすため、定期的にメンテナンスする必要があります。

目地シーリングは基本的に既存シーリングを撤去する「打ち替え工法」で行います。

 

【窓まわりのシーリング工事】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

窓は雨漏りの原因となりやすいので要注意です。

雨漏りの原因となりやすいのが、窓まわりのシーリングの劣化です。

 

シーリングが劣化すれば内部に水が入り込みやすくなります。

構造上、窓は水が入りやすいため、シーリングが劣化すると雨漏りを引き起こすリスクが高くなります。

 

外壁目地のシーリング工事と一緒に窓まわりのシーリングも新しくします。

窓まわりのシーリングは防水紙を傷つける恐れがあるため、「増し打ち工法」で行うのが一般的です。

 

【部材接合部や取り合い部のシーリング工事】

破風板の接合部や軒天井と外壁の取り合い部など、部材同士が接するところは隙間が生じます。

水はほんのわずかな隙間でも中に流れてくるため、できるだけシーリングを打って防水しておくことが大切です。

 

シーリング工事は外壁以外に屋根にも行います。

棟板金の接合部や釘を打っているところにシーリングが打たれていますので、こちらも定期的にメンテナンスが必要です。

 

屋根塗装についてはこちらの「屋根塗装はしたほうがいいの?必要性と屋根塗装工事の流れ」をご覧ください。

 

【シーリングは屋内にも使われています】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

実は、シーリングは屋外だけでなく、浴室や洗面所、キッチンなど屋内にも使用されています。

屋外と比べると劣化速度は遅いですが、カビが生えてしまうため、あまりにもカビが広がっている場合は打ち替えることをお勧めします。

 

シーリングにはカビの発生を防ぐ防カビ入りのシーリングもあります。

水回りで使用する場合は、防カビ入りのシーリングをご使用ください。

 

リフォーム工事についてはこちらの「その他のリフォーム」をご覧ください。

 

【シーリング工事をする時期はいつがいい?】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

ここまでお伝えしてきたように、シーリングは建物を維持していくために重要なものとなっています。

もう一度おさらいすると、シーリングの役割は「建物の防水性と気密性を高めるため」「緩衝材として部材の破損を防ぐため」があります。

 

シーリングは永遠に保つというわけではありませんので、年数が経過すれば性能も落ちてきます。

ひび割れ、破断、縮み、剥がれなどの劣化症状はシーリングを新しくする時期です。

 

シーリングの耐用年数が10年前後(日がよく当たる場所だと、耐用年数よりも早くに劣化症状が出ます)ですから、この時期にメンテナンスをお考えください。

 

また、シーリング工事は外壁塗装と一緒によく行われます。

作業が重なり、足場も必要ですから、外壁塗装のタイミングでシーリング工事を行いください。

 

シーリング工事についてはこちらの「外壁塗装と一緒におすすめしたいコーキング工事」もご覧ください。

 

【高耐久のシーリングもご用意しております!】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

一般的なシーリングは前述したように耐用年数が10年前後です。

現在は塗料の性能も向上して耐用年数が長くなっておりますので、シーリングも高耐久なものをお勧めします。

 

当社は高耐久のシーリングもご用意しております。

当社がお勧めするオートンイクシードは、期待耐用年数が20〜30年と高い耐久性を発揮します。

 

耐久性が高いとメンテナンスサイクルが延び、トータルコストの軽減にもつながりますので、メンテナンスをお考えの方は、ぜひオートンイクシードをご検討してみてください。

 

詳しくはこちらの「オートンイクシード」をご覧ください。

 

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