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外壁塗装の乾燥時間とは?品質にどれくらい関わるかを解説

投稿日:2025.10.1

外壁塗装の乾燥時間とは?品質にどれくらい関わるかを解説

塗装というとどんなイメージがありますか?

 

「塗料と刷毛があれば簡単にできそう」

とイメージされていたら、ちょっと待ってください!

 

近年ではDIYされる方も増えて、自分で塗装する方もいらっしゃるかと思います。

ホームセンターで材料を揃えることもできますので、そういう意味では手軽に始められそうです。

 

しかし、意外と塗装は奥深いものなんです。

塗料は乾燥時間が決まっており、それをちゃんと守らないと施工不良を起こしてしまいます。

 

この乾燥時間は季節や天気で左右されるため、作業する日ごとに正確に判断できなければなりません。

品質の高い塗装に仕上げるには、適切な乾燥時間を設けることが不可欠なのです。

 

そこで今回はこれから外壁塗装をご計画されている方に向けて、塗装した後の乾燥時間についてご説明していきます!

 

塗料を塗った後はすぐに塗装できない!?

外壁塗装の乾燥時間とは?品質にどれくらい関わるかを解説

外壁塗装の工程はこのように進みます。

 

1:足場の組み立て設置

2:高圧洗浄

3:下地処理

4:下塗り

5:中塗り

6:上塗り

7:最終確認

8:足場の解体撤去

9:お引き渡し

 

外壁塗装の流れはこちらから

 

上記工程から塗装工程は下地処理を終えた後、下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りで行われます。

文字だけだと、下塗りしたら中塗りして、その後に上塗りしてと淡々と進んでいくように見えますが、実際の工事では塗装ごとに乾燥させる時間を設けています。

 

つまり具体的な塗装の手順は、

 

下塗り→乾燥→中塗り→乾燥→上塗り

 

という流れで進みます。

 

一度に塗ってしまえばすぐに終わらせることができますが、これだと塗膜内に残る水分が影響して施工不良を起こしてしまいます

 

塗料は塗った後すぐに塗装できません。

塗装した後はかならず乾燥させる時間を設ける必要があります。

 

外壁塗装の乾燥時間とは?

外壁塗装の乾燥時間とは?品質にどれくらい関わるかを解説

外壁塗装の乾燥時間とは、塗装した後に塗料が乾くまでの時間のことです。

この乾燥時間は塗料ごとに異なり、4時間以上とあるものから長いと8時間以上の乾燥時間が設定されている塗料もあります。

 

また、塗料は乾燥させる時間だけでなく、塗り重ねできるまでの日数が決まっています。

塗料のカタログには、塗り重ね乾燥時間:4時間以上7日以内や8時間以上7日以内と表記されています。

 

外壁塗装の乾燥時間を守らないとどうなる?

外壁塗装の乾燥時間とは?品質にどれくらい関わるかを解説

塗装後、適切な乾燥時間を設けずに塗り重ねてしまうと施工不良を起こします。

単に乾燥時間を守らなかったからと言ってしまえば簡単ですが、なぜ乾燥させないとダメなのかというと、塗膜内に水分が残るからです。

 

塗膜内に水分が残る状態で塗料を塗り重ねると硬化不良を起こして塗膜の膨れや剥離へとつながってしまいます

施工不良があれば、その原因となったところを除去し、また一から塗装し直さなければならないため、乾燥時間を誤るとやり直す労力は大変なものです。

 

塗料を乾燥させる時間は様々な条件で変わります!

外壁塗装の乾燥時間とは?品質にどれくらい関わるかを解説

塗装は季節や作業を行う天気がとても重要な意味を持ちます。

塗料を塗るだけというイメージが強いかもしれませんが、いろんなルールがあり、それらを守ってこそ長持ちする塗装に仕上げることができます

 

塗装できない条件とは、

 

気温:5℃以下

湿度:85%以上

天気:雨や雪、強風など悪天候なとき

 

があります。

 

塗装は気温や湿度、天気など左右されるため、乾燥時間も当然にこれらの影響を受けます。

 

塗料は気温が低ければ乾燥に時間がかかり、気温が高ければ乾くのが早いです。

これは洗濯物をイメージすると直感的にわかりますよね。

 

季節なら気温が高くなる春から夏にかけて塗装の乾燥は早く、冷え込んでくる冬は乾燥に時間がかかります

 

関連記事:外壁塗装のベストシーズンはいつ?各季節の特徴も解説します!

 

あまりに早く塗装工事が進捗する業者は注意が必要!

外壁塗装の乾燥時間とは?品質にどれくらい関わるかを解説

ここまでご覧になっていただければわかるとおり、外壁塗装はかならず一定の時間を要します。

それなのにあまりに早く塗装工事が進捗する場合は、乾燥時間を短縮していたり、塗装工程を省いていたりするかもしれません。

 

外壁塗装は一日で下塗りから上塗りまで一気に仕上げることはまずあり得ません。

 

工事の作業時間は9時あたりから開始され、夕方の6時くらいで終了します。

休憩時間を差し引くと実働は7〜8時間あたりです。

 

塗料の乾燥時間は短くてもだいたい4時間以上となっているため、下塗りから上塗りまで一気に仕上げるには時間が足りません。

 

外壁塗装は人の手で行われます。

手抜き工事をされてしまわないように、日数と工程が正しく計画されているか事前に工程表のチェックと業者から工事について詳しく説明をもらいましょう

 

まとめ|適切な方法で外壁塗装を行う業者に工事を依頼することが大事!

外壁塗装の乾燥時間とは?品質にどれくらい関わるかを解説

塗料は半製品です。

半製品とは製造工程の途中で販売される製品のこと。

塗料は施工マニュアルに準じた方法で塗装してはじめて完成品となります。

 

乾燥時間は塗料の性能に関わる重要な要素であり、これを間違えると塗料の性能を最大限に発揮できないばかりか、塗膜の膨れや剥離といった施工不良に繋がってしまいます。

 

お施主様からは見えにくいところですが、品質にとても関わってきますので、業者が提示する工事が適切な方法で行われているか十分にチェックして見極めましょう。

 

LOHASでは工事への理解を深めていただけるように、工事について詳細にご説明し、工程表などもお渡ししております。

 

工事が始まってからは毎日の作業報告や工事写真のお渡し、アフターフォローなども実施しておりますのでご安心ください。

 

建物診断や見積もりは無料で行っております。

これから外壁塗装をご計画されている方は、ぜひLOHASにお任せください!

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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