現場レポート

市川三郷町F様邸、外壁塗装工事 高圧洗浄と軒天塗装

投稿日:2022.1.12 更新日:2025.10.10

今日は洗浄作業になります。
外壁や屋根の表面に塗装してできた塗膜は、毎日屋外で紫外線、雨風、排気ガスなどにさらされているので、年月とともに耐久性が劣化していきます。
劣化した場合は、そのままボロっと丸ごととれるわけではなく、少しずつ粉化していくのです。
これを塗料の「チョーキング現象(白亜化現象)」といい、外壁の表面を手で触ると塗装と同じ色の粉が手につくようになりますので、自宅の外壁にチョーキング現象が起こっているかどうかはすぐに見つけることができます。
チョーキング現象が起こっている外壁にそのまま塗料を塗っても、チョーキングが起きているような劣化した塗膜には粘着力がなくなっていますので、一緒に新しく塗った塗料まで剥がれてしまいます。
そうすると、塗装から年数が経過していなくても本来の耐用年数を迎える前に外壁は修復が必要な状況になってしまうのです。

 

今日は軒天塗装になります。
軒天は軒天井とも呼ばれ、建物の外壁から突き出ている屋根の裏の天井部分を指します。普段意識して見ることも無い部分ですが、実は軒天も外壁や屋根同様に外部に晒されている部分の為、劣化が進行しやすい箇所なのです。軒天の劣化を放置していると、雨漏りの原因にもなることがあります。
ですから、軒天もしっかりと定期的に点検を行なって、劣化している場合は塗装や張替えなどの適切な補修を行う必要があるのです。
軒天(のきてん)とは外壁から外側に付き出した屋根の裏側の天井部分のことです。軒裏天井(のきうらてんじょう)、天井(のきてんじょう)、軒裏(のきうら)などと呼ばれることもあります。
軒天の役割としては
・屋根の垂木(たるき)や野地板を隠す外観上の役割
・不燃材を使用し、火事の際に屋根裏の延焼を減少、防止する安全面での役割
・有孔板(多数の穴が開いている板)や換気口から空気を取り入れ天井裏の結露やカビを防止する換気の役割
などがあります。
このように軒天には建物にとって重要な役割がいくつもあるのです。ですから、軒天が劣化してしまった場合には早めに補修することが大切なのです。

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