現場レポート

富士河口湖町H様邸、外壁塗装・屋根カバー工事 足場設置

投稿日:2021.7.19

今日は足場設置致しました。
外壁塗装工事で、何よりも最初に行われるのが、足場の組み立て工事です。
足場架設工事自体は1日で終わりますが、最初に設置された足場は、その後続く、養生、高圧洗浄、下地処理、塗装といった、一連の作業の安全性と施工品質を維持し続ける存在となります。
足場を組むことによって、建物の周りの空間が作業スペースと化します。
作業スペースが増えることによって足元が安定し、ハケやローラーを使うときに、手元が狂いにくくなります。
また、工具を持ち替えるときには、足場の板に塗料が入った入れ物や工具をいったん置いて、手を開放することも可能です。
足場を組み立てなくても、脚立でも事足りるのではないかと考える方もいますが、脚立にはそのスペースがないため、足元や手元が不安定になり、物や人の落下や、施工ミスのリスクを高めてしまいます。
●脚立のみの塗装は時間がかかる
脚立でも塗装が行えないことはなく、実際、平屋の外壁塗装などは、脚立だけで事足りることもあります。
しかし、脚立は作業中に左右へ移動できないという大きなデメリットがあります。
一か所の施工が終わるたびに、脚立を次の施工箇所に移動させなければならず、もし、ひとつ前の施工箇所に不備があったときは、また元の位置に脚立を戻すことになり、作業効率が非常に悪くなります。
このような不便な施工環境では、職人の業務怠慢を招きやすくなり、施工ミスや手抜き工事を誘発しかねません。
足場を設置することは、職人の安全を守り、さらに、施主に迷惑をかけないことにも繋がります。
足場、または足場に替わる安全対策を省く業者は、それらを軽視している無責任な業者に他なりません。
そもそも、工事保険にしっかり加入しているような優良業者は、足場の重要性も理解したうえで、保険を使用しなくて済むように、日頃から安全対策を心がけています。
足場がないと、足元や手元が不安定になり、塗りムラや塗り残しの原因となる可能性があります。
どんなに腕のよい職人でも、不安定な作業環境下では、実力を発揮することはできません。
それと同時に、塗料も、適切に施工されなければ、剥がれやムラが生じ、本来の効果を発揮することができなくなるでしょう。

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