現場レポート

甲府市S様邸、外壁・屋根塗装 屋根塗装下塗り〜上塗り

投稿日:2020.6.27 更新日:2025.10.16

屋根塗装下塗りになります。
屋根用下塗り材、サーモテックシーラーを使用します
サーモテックシーラーとは
サーモテックシーラーは溶剤系の下塗り材です。弱溶剤形二液エポキシ系屋根用遮熱下塗材とも呼ばれます。液型は二液型になります。主に屋根に使用されます。
シーラーとは上塗り材との密着効果を高めるだけでなく、上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぐ(シールする)塗料のことです。

 

屋根塗装下塗りの2回目です。
1回目と同じくサーモテックシーラーを使用します。
サーモテックシーラーは溶剤系、しかもエポキシ系の二液型なので、密着性・耐久性に関しては折り紙付きです。
サーモテックシーラーには、それ自体に赤外線を反射するという遮熱機能があります。遮熱機能を備えた上塗り材と併用すれば、遮熱効果をアップすることができます。
アステックペイントジャパンでは遮熱塗料の効果を測定する実験を行っています。その際、屋根表面温度に関しては、遮熱塗料を塗布した屋根では15℃も温度が下がったという記録をマークしています。また、室内温度では3℃温度を下げることに成功しています。

 

屋根塗装上塗りになります。
使用塗料は、アステックペイント スーパーシャネツサーモF
です。
スーパーシャネツサーモFは溶剤系の上塗り材です。弱溶剤形二液屋根用遮熱上塗材とも呼ばれています。液型は二液型になります。主に屋根に使用されます。Fはフッ素樹脂塗料であることを示しています。
耐候性(塗料が屋外で使用された場合に、変形・変色・劣化等の変質を起こしにくい性質のこと)が高い塗料と言えばフッ素樹脂塗料が知られていますが、スーパーシャネツサーモFは従来のフッ素樹脂塗料をしのぐ最高ランクの耐候性を実現しています。社内試験によれば、促進耐候性において5000時間をクリアーという、驚くべき数値を記録しています。
スーパーシャネツサーモFは優れた遮熱性も兼ね備えています。特に夏場のエアコン使用を抑えることができるので、省エネ・節電・光熱費削減をお考えの方には嬉しい機能です。

 

次は付帯部塗装です。
付帯部とは外壁・屋根以外の例えば、雨樋、破風板、水切り、戸袋などの家に付いている部分になります。
雨樋(あまどい)は塩化ビニル(塩ビ)を素材としている場合が多いです。そのため劣化しにくくなっており、雨樋塗装は美観を保つために行う塗装です。劣化していないからと言って外壁だけ塗装すると、雨樋の汚れが目立ってしまいます。
雨戸や戸袋といった箇所は、普段あまり見られるところではありません。しかし、金属で出来ているため、サビたり、穴が開いてしまうことがあります。穴が開いてから取り換え工事をすると費用がかさんでしまいます。
ぜひ、外壁と一緒に塗装しておきましょう。
使用する塗料は錆止め塗料など、金属に合った塗料を使用することも可能です。

施工事例

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