屋上・ベランダ防水工事が大切な理由
投稿日:2023.9.27
防水工事と聞くとなんだか専門的な感じがしてしまいますよね。
ですが、防水されているところは、みなさんが普段お使いいただいている身近なところにあります。
その一つがベランダ(またはバルコニーや屋上)です。
ベランダなどは雨ざらしになるところですから、なにもしていないと水が染み込んでしまいます。
これでは簡単に雨漏りしてしまいますから、水が内部に入り込んでこないように防ぐのが「防水工事」です。
ベランダやバルコニー、屋上の防水工事が大切な理由は「水が内部に入るのを食い止めること」つまり「雨漏り防止するため」なのです。
目次
【ベランダなど防水されているところは雨漏りの原因となりやすい?】
建物は雨漏りしやすい場所があります。
その一つが「ベランダなどの防水がされているところ」です(他の場所は屋根や外壁、窓があります)。
防水にもいろいろな工法があり、「ウレタン防水」「FRP防水」「シート防水」「アスファルト防水」などがあります。
戸建て住宅だと「FRP防水」が主流です。
防水は水の侵入を防いでいますが、防水効果はずっと続くものではありません。
年数がある程度経過すれば、防水効果は低下して雨漏りを引き起こすリスクが高くなります。
防水効果を維持していくためには、定期的なメンテナンスが必要です。
防水工事についてはこちらの「実は雨漏りの発生が多い?ベランダ防水の重要性!」もご参考にしてください。
【雨漏りの原因特定は難しい?】
雨漏りというと天井や壁から水が滲み出てくるイメージを持つのではないでしょうか?
しかし、雨漏りは絶対に目に見えて症状が現れてくるとはかぎりません。
被害の中には建物内部で水がとどまってしまっていることもあります。
これでは雨漏りしていることに気づかず、長期間水に濡れた状態が続いてしまいます。
雨漏りが発生している箇所を特定することがとても難しいというのもご存知でしょうか?
水はわずかな隙間から入り、水の流れは非常に複雑です。
雨漏りが発生しているすぐ近くに水の侵入口があるというわけではありません。
雨漏り調査は主に散水調査を行うことが多いですが、それでもどこから水が入っているか原因を特定することができず、室内の天井や壁を剥がすこともあります。
それでも雨漏りの原因を一つに絞れることは稀でして、考えられる原因を重要度の高いところから修理していって雨漏りが止まるか経過を見ながら工事を進めていきます。
【雨漏りするとどうなる?】
現在の住宅の間取りは、ルーフバルコニーを採用しているケースが多くなっております。
これが雨漏りとどう関係してくるのかというと、もしルーフバルコニーのお家で、ここから雨漏りした場合、リビングに大きな被害を与えてしまう恐れがあるということです。
ルーフバルコニーの下はリビングを配置していることが多いです(理由はどちらも日が当たることを優先しているからです)。
雨漏りは建物内部を濡らすだけでなく、室内にもダメージを与えます。
リビングなら壁紙やフローリングなどの内装材だけでなく、家具や家電などもあります。
建物内部の修理以外にも内装材や家具、家電などの復旧にもお金が掛かってしまう恐れがあるのです。
長期間にわたって雨漏りしていると、建物の大事な構造体に大きな被害を与えてしまいます。
湿気が多くなりますから、木造の他に鉄骨造や鉄筋コンクリート造など他の構造体も被害に例外はありません。
構造体そのものに被害を受けてしまうと修理費が高額になる傾向にありますので、なるべく雨漏りを疑う症状がありましたら早めに動き出すことが大事です。
雨漏りを放置する危険性についてはこちらの「雨漏りを放置すると危険!」をご覧ください。
【FRP防水は5年ごとのトップコートの塗り替えが必要です】
現在の戸建て住宅のベランダに採用されている防水工法は「FRP防水」が主流です。
FRP防水はポリエステル樹脂とガラス繊維を組み合わせた防水工法でして、防水層の上に保護層としてトップコートが塗られている構造です。
FRP防水は軽量なため建物への負担が少ない特徴があります。
また、強度が高くベランダのように歩行する場所に適しています。
メンテナンス方法は5年ごとにトップコートを塗り替えます。
防水層さえ傷んでいなければトップコートの再塗装で保つことができますが、もし防水層まで劣化が進んでいた場合は、一から防水をやり直す必要があります。
5年ほど経過するとトップコートのところでひび割れや剥がれ、汚れの付着、チョーキングなどの症状が発生してくるため、塗り替えが必要なサインを見逃さないようにしましょう。
FRP防水についてはこちらの「FRP防水とは?メリット・デメリットとメンテナンス方法を解説します!」をご覧ください。
【防水工事は外壁塗装とご一緒にぜひご検討ください!】
ベランダや屋上など足元が確保されているところは、足場を設置する必要がありませんので、いつでもできる工事です。
ですから、もし防水が劣化している場合はなるべく期間をおかずにメンテナンスすることをお勧めします。
また、防水工事は外壁塗装と一緒に行われることが多いです。
必ず一緒に行わないといけないというわけではありませんが、工事を一括で済ませることができますので、後々になってまた業者に工事を依頼しなければいけないという手間を省くことができます。
LOHASはお客様からご相談をいただいた後に見積もり作成のため、建物診断を行なっております。
もし、診断の際に防水のメンテナンスが必要ではない場合、いつメンテナンスが必要かなどご報告させていただきますので、外壁塗装をお考えの際はついでに防水も点検してもらってください。
無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
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