外壁目地のコーキング打ち替え工事とはどんな工事?
投稿日:2024.4.19
サイディングやALCなどの外壁材を塗装するときは、ぜひコーキングの打ち替えもご一緒に行いください!
コーキングとは、建物の防水性や気密性を保つための充填材です。
塗装の塗り替え時期になっていれば、コーキングも同じようにメンテナンスが必要な状態になっています。
コーキングの劣化が雨漏りを引き起こす原因となってしまうこともありますので、適切なタイミングでメンテナンスをしましょう!
本日は、「外壁目地のコーキング打ち替え工事とはどんな工事なのか」を解説いたします!
目次
そもそもコーキングとはなに?
外壁目地のコーキング打ち替え工事についてご説明する前に、まずはコーキングについて押さえておきましょう。
コーキングは建物に生じる隙間を塞ぐためのもの。
外壁の目地の他にも窓や玄関などの開口部、部材の接合部、配管の引き込み部などに充填されており、屋外にかぎらず、お風呂やキッチン、洗面所などの屋内にも使用されています。
コーキングは樹脂を原料とする充填材で、最初は粘度の高い液体ですが、時間が経つと硬化してゴムのように弾力性を持ちます。
この弾力性が建物の動きに対して追従し、さらに防水性や気密性を保ちます。
コーキング工事については「外壁塗装と一緒におすすめしたいコーキング工事」で詳しく解説しておりますので、こちらをご覧ください。
外壁目地のコーキング打ち替え工事とは?
前述した通り、コーキングは建物の様々なところに充填されています。
本記事で解説する外壁目地のコーキング打ち替え工事は、現在の住宅の外壁材に普及する窯業系サイディングやALCなど目地を設ける外壁材で行う工事です。
そもそも外壁に目地を設ける理由は、外壁材どうしの干渉を防ぐためです。
建物は地震や風、車の振動など常に衝撃を受けて動いている状態です。
さらに太陽光の熱の影響で外壁材は膨張したり、縮んだりします。
もし、外壁材を隙間なく突きつけて張ってしまうと、お互いにぶつかりあって、その衝撃に耐えられず外壁材が割れてしまいます。
このようにサイディングやALCなどのボード型の外壁材は、お互いの干渉を防ぐために等間隔に目地を設けて外壁材を張っています。
つまり外壁目地のコーキング打ち替え工事は、目地に充填されているコーキングを新しく打ち直す工事です。
コーキングの耐用年数は10年程度となっておりますので、塗り替え時期になるとひび割れや変色、縮みなどの劣化症状が現れてきます。
そのまま劣化したままにしておくと建物内部に水が流れ込みやすくなり、外壁材の破損や雨漏りなど被害を大きくさせてしまいます。
大切なお住まいを長持ちさせるためには、外壁塗装の他にも目地コーキングの打ち替え工事も定期的に行なっていく必要があるのです!
外壁目地のコーキング打ち替え 施工の流れ
さて、それでは次に目地コーキングの打ち替え工事 施工の流れをご紹介いたします。
コーキングはホームセンターでも販売されておりますので、手軽にご使用できますが、外壁目地は防水に関わるところですので、DIYで行うのはおすすめしません。
施工方法を誤ってしまうと雨漏りを引き起こす恐れがあります。
防水に関わるところは、必ずプロにお任せください!
LOHASは地域密着 自社施工店です。
建物診断やお見積もりは無料で行っておりますので、お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください!
当社についてはこちらの「皆様から選ばれる理由」をご覧ください。
外壁目地のコーキング打ち替え工事 施工の流れはこちらです。
1:既存コーキングの撤去
2:清掃〜マスキングテープ養生
3:プライマー下塗り
4:コーキング充填
5:ヘラ押さえ仕上げ
6:養生剥がし〜施工完了
それでは具体的に施工を見ていきましょう!
1:既存コーキングの撤去
まずは既存コーキングの撤去から始めます。
時間が経って劣化したコーキングは、弾力性を失い硬質化しているため、剥がすときは外壁材を傷つけないように注意します。
2:清掃〜マスキングテープ養生
既存コーキングを撤去したら目地内を清掃します。
チリなどが残っていると見栄えが悪くなるだけでなく、コーキングの接着力も悪くなってしまうので、きれいに清掃することが大事です。
清掃後は、マスキングテープを目地両端に貼って養生します。
3:プライマー下塗り
ここまでできたら、次はコーキングを……といきたいところですが、その前にプライマーで下塗りします。
プライマーは接着剤の効果があり、コーキングが剥がれにくくなります。
4:コーキング充填
そしていよいよコーキングを充填します。
コーキングは、コーキングガンという専用の道具を使って打設します。
5:ヘラ押さえ仕上げ
コーキングガンで充填したままだと表面が歪んで見栄えが悪く、隙間が生じます。
充填後は、ヘラを使って表面をきれいに均します。
マスキングテープで養生してますが、ヘラで均すときにコーキングが横に伸びますので、外壁材にくっつかないように注意します。
6:養生剥がし〜施工完了
ここまでできたら養生のマスキングテープを剥がします。
途中でコーキングが硬化していると、テープを剥がすときにコーキングも一緒に引っ張ってしまいます。
きれいに仕上げるには、コーキングが固まる前に手際よく仕上げる必要があります。
マスキングテープを剥がし終えたら、無事に目地コーキングの打ち替え完了です!
コーキング工事は建物全体に行いましょう!
もちろんコーキングは外壁目地だけではありません。
他のところもコーキングを定期的に新しくする必要がありますので、工事の時は建物全体に行いください。
一般的なコーキングの寿命は10年程度ですが、当社ではさらに耐久性を高めたコーキングもご用意しております。
オートンイクシードは20〜30年と高い耐久性を誇りますので、コーキング工事をお考えの方は、ぜひこちらもご検討してみてください!
LOHASは建物診断や見積もりを無料で行っております。
診断後はお客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案させていただきますので、お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください!
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