南アルプス市I様邸、外壁・屋根塗装 養生作業
投稿日:2020.7.28 更新日:2020.7.30
外壁の塗装工事を行う際に、塗装しなくても良い場所に塗料が付着してしまったり、天井や外壁を塗装中の塗料が飛び散り、隣の家の壁や車を汚してトラブルになってしまったりしては、良いリフォームとはいえません。
塗料がはみ出していると非常に見栄えが悪いばかりか、近隣とトラブルになるとその後の暮らしにも支障があります。
そんなことにならないために、塗装作業に入る前の養生が重要な役割を持ちます。
養生とは簡潔にいうと、外壁塗装時における塗料の飛散防止のための保護作業のことです。
塗装リフォーム現場で広く取り入れられている作業工程のひとつで、外壁の塗装工事を行う前に、基礎として塗料が付着してはならない場所をビニールやマスカーと呼ばれる特殊なテープなどを使用して保護する作業のことを言います。
基本的には塗装工事というのは外壁だけでなく、軒天(のきてん)と呼ばれる天井の部分や屋根なども塗装していくため、上から下に塗料が飛散したり、風が強い日などは塗料が舞ってしまうことがあります。
塗料の飛散や塗らなくてもよい場所に塗料が付着してしまわないように、業者としては高い知識と専門性でこの工程が必要です。
養生の基礎ができていなければ、リフォームの完成度に影響すると業者の間で重要視されるくらい大切な工程となります。ビニール養生やマスカーテープ、マスキングテープと呼ばれる紙テープなど様々な種類の道具を使用して工事をおこないます。
養生は作業終了時には全て撤去するのが原則なので、後に残ることはありませんが、塗装工事での養生の良し悪しは塗装の出来映えばかりでなく、近隣とのトラブル防止にも大きな影響を与えるため、決して軽視することはできません。