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外壁塗装にある鉄部とは?鉄部の種類と塗装時期を解説

投稿日:2024.6.15

外壁塗装の項目には「鉄部」があるのはご存知ですか?

建物にはいろいろな部材がありますが、その中には鉄を使用する部材もあります(鉄部の他に木材が使われている部材も注意!)

 

鉄というとどんなイメージがありますか?

お住まいを維持するにあたって、ぜひ意識していただきたいのが風化によるサビです。

 

侵食が広がると鉄自体が朽ちてしまうので、そうなってしまわないようにタイミングよく塗装をして鉄部を長持ちさせましょう!

 

本記事では、鉄部の種類や塗装時期などを解説いたします!

 

鉄部とは?

建物にはいろいろな鉄部材があります

建物には様々な素材の部材があります。

例えば外壁材だとモルタルやセメント、金属などがあり、他の部材では木材や珪酸カルシウムなども使われています。

 

塗装工事では塗装が必要な鉄部材を鉄部と呼んでいます。

それでは鉄部にはどんな部材があるかチェックしていきましょう。

 

鉄部材の種類

建物にはこのような鉄部材があります。

 

【建物にある鉄部材】

・土台水切り

・見切り部材

・笠木

・棟板金、雨押さえなどの屋根板金

・雪止め

・窓水切り

・フェンス

・門扉

・霧除け庇

・ポーチ柱

・ポスト

・雨戸、戸袋

・シャッター

・鉄階段

・配管(給水配管、ガス配管)

など

 

上記を見るだけでもかなりの数の鉄部材があるのが分かるかと思います。

取り付けられている部材は建物によって異なります

 

門扉やフェンスなどの建物の付属物ではなく、敷地内にある構図物も鉄部に含まれる場合があり、その対応は業者によって違います

 

塗装するところをご自身でも把握しておかないと、いざ工事の時に塗装されていないところが出てしまう可能性がありますので、必ず見積もりの記載内容を細かくチェックして、どこを塗装するのか把握しておきましょう

 

鉄部の塗装が必要な理由

鉄はどうして錆びる?

錆とは、腐食して溶け出した鉄が水や酸素と結びついてできたものです。

鉄は元々酸化鉄として存在しています。

 

建材などに使用する際は、酸化鉄のままだと非常に脆いため、製鉄所の高炉で鉄鉱石とコークスを化学反応させ、酸素を奪い、人工的に鉄を作り出しています。

鉄が錆びてしまうのは、また酸素を取り入れて元の自然の姿(酸化鉄)に戻ろうとするためです。

 

塗装が必要な金属と不要な金属

現在用いられている金属製の部材は、鋼(スチール)、トタン、ガルバリウム、アルミ、銅、ステンレスなどがあります。

 

この中で塗装が必要なのが鋼やトタンです。

トタンは亜鉛メッキのことでして、これは鉄板に亜鉛をメッキさせたものです。

 

亜鉛メッキは犠牲防食作用の性質があり、メッキが傷ついても亜鉛の方が先に溶け出して鋼板が錆びる前に保護します。

 

ですが、メッキは年数の経過で摩耗してくるため、次第に鉄が露出して錆びてしまいます。

このような錆を防ぐためにある程度の年数が経ったら保護のために塗装が必要です。

 

近年主流のガルバリウム鋼板やアルミは錆びにくい金属ですが、決して錆びないというわけではありません。

金や白金は錆びない金属として知られていますが、ガルバリウムの場合はメッキが剥がれれば鉄が露出しますし、アルミの場合は良性ですが、白錆を発生させます。

 

基本的にアルミや銅は塗装不要ですが、ガルバリウムの場合は状況に応じて塗装が必要になることもありますのでご注意ください。

 

鉄部を塗装する時期は5〜10年が目安

トタンやスチールは摩耗すると水や空気に触れて錆びてしまいます。

色褪せやチョーキングなどの劣化症状が発生していれば塗装が必要なサインでして、年数では5〜10年が目安です。

塗装後の2回目以降では、塗装した塗料の種類によって異なります。

 

塗料の種類 耐用年数
ウレタン塗料 7〜11年
シリコン塗料 10〜15年
フッ素塗料 15年〜

代表的な塗料のみですが、耐用年数は上記の表のとおりになります。

他の塗料の詳細についてはこちらの「塗料について」でご紹介しております。

 

2回目以降の塗装は使用した塗料の耐用年数を目安にしてください。

 

見逃してはいけない塗装サイン!

年数の経過と一緒に見ていただきたいのが劣化症状です。

劣化するとこちらのような症状が現れてきます。

 

【劣化症状】

・色褪せ

・チョーキング

・塗膜のひび割れや剥離

・塗膜の膨れ

・汚れの付着

・コケの発生

・サビ

 

これからの劣化症状は塗装する大事なサインです。

塗膜が剥がれると素地にダメージを与えてしまうので、なるべく色褪せやチョーキングなど初期の症状の段階で塗装していただくことをご検討ください。

 

劣化症状についてはこちらの「劣化症状は外壁塗装のタイミング!劣化するとどうなる?」をご覧ください。

 

塗装工事ならLOHASにお任せください!

大切なお住まいを長く維持していくためには、鉄部の塗装も忘れてはいけません。

鉄は錆びると脆くなって穴が開いてしまうことがあります。

 

屋根や笠木などでは雨漏りの原因となり、屋外階段だと踏み場が抜けて大変な事故を起こしてしまいます。

建物を守るだけでなく、安全性に関わるところもありますので、錆びないように定期的に塗装を行いください。

 

LOHASは無料診断を行なっています。

診断後は建物の状態や必要な工事などをお伝えいたしますので、お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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