現場レポート

南アルプス市S様邸、外壁・屋根塗装工事 足場設置と養生作業

投稿日:2021.12.3 更新日:2025.10.17

まずは足場設置終わりました。
そもそもなぜ外壁塗装の際に足場を組むのかと言えば、

・作業の効率を上げること。
・作業員の安全性を確保すること。

この2点が目的です。
また足場にかけるシートも足場と同様作業員の安全を確保しつつ、塗料の飛散を防止する役割があります。
足場は塗装の工事期間中のみに必要で当然工事が終われば撤去するものなので高いと感じるかもしれませんが、足場を組まないことには塗装工事はできません。
そこをご理解ください。
一昔前は足場無しの現場もあったようですが今のご時世で足場無しはコンプライアンス上ありえません。
仮に足場無し、はしごのみで外壁塗装をしたとして、ペンキが他の家に飛んでしまった場合、塗装業者の工事保険は適応されないでしょう。
足場を設置していないというのは業者の過失とみなされるからです。
それくらい塗装工事に足場は必須のものなのです。
因みに昔は丸太で足場を組んでいた時代もあります。
2階立ての戸建ての場合であれば金属の足場より安くつくからです。
ただ丸太だと安全性の問題で不安があるので、今はくさび緊結式(きんけつしき)足場という金属のものを利用することがほとんどです。

 

次は養生作業になります。
塗料は液体ですので塗装する際に周りに飛散します。飛散防止ネットで建物全体を覆い、窓枠や樋などの塗料の付着・飛散が予測できる箇所はブルーシートやビニールなどを使って全て覆います。養生は全体の作業終了時に全て撤去するため後に残ることはありませんが、この養生の作業の出来が塗装の出来を左右するといっても過言ではありません。養生を丁寧に行わず、養生テープの貼り方が適当であると、養生を外した際にテープと塗装した箇所の境目が歪んでしまい、見栄えが悪い仕上がりになってしまうことがあるからです。施工する外壁と養生部分の境界部を丁寧に養生することで、境目が真っ直ぐに美しい仕上がりになります。

施工事例

施工事例一覧
ご依頼ありがとうございます