現場レポート

昭和町K様邸、外壁塗装工事 付帯部塗装

投稿日:2019.7.28 更新日:2019.7.29


外壁塗装終わり、付帯部塗装です。
写真は破風板塗装です。
破風は木製なので、ケレン清掃してから塗装しました。
破風は、建物の顔といわれることもあり、この部分にこだわりを持つ建築主もいるようです。
お城や神社・仏閣などは、きらびやかな装飾を施したものもあります。しかし、破風は見た目を良くするためだけに取り付けられているのではありません。
破風の機能的な役割を把握して、メンテナンスの重要性を知っておきましょう。 
破風の最大の役割は、雨や風を防ぐことにあります。
建物の屋根は上からの雨や風に対して強い構造になっていますが、横や下からの雨風に対して弱いという特徴があります。
破風があることで、屋根裏に侵入する雨風を妨ぐ効果があるのです。
切妻屋根の長手方向に取り付けられる鼻隠しは、破風板と同様の役割を担いながら、雨どい(屋根まわり)の基礎という実用的な役割も担っています。
雨どいは、雨水が壁に直接流れることを防ぐ重要な設備です。
雨水を雨どいに集めて流すことで、外壁塗装の劣化を防ぎます。つまり、住まいの耐久性を高める役割があるのです。
破風板や鼻隠しには、雨や風から家を守るだけでなく、火災からも守る大切な役割があります。住宅火災は下から上へ向かって延焼するのが通常です。
窓から上がった火が軒に達するのは驚くほど早いため、破風板によって屋根裏への火のまわりを遅らせる役目があります。
こうした理由から、破風板には耐火性のある部材を使用します。

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