外壁塗装をする時期はいつがベスト?季節ごとの特徴と工事のタイミング
投稿日:2022.1.31
家は風雨にさらされて経年劣化していくもの。
そろそろ塗装をしないとと考えているけれど、いつ頃に行うのがいいのだろう……
こんな悩みを抱いている方はいらっしゃいませんか?
日本は四季がはっきりしていて、どの時期に工事を行うのがやりやすいのか気になるかと思います。
ここでは外壁塗装をする時期や季節についてお伝えしていきます。
目次
【外壁塗装は時期に左右されず一年中できる】
積雪地域を除けば外壁塗装工事は一年を通して行うことができます。
工事を行う季節を気にするよりも、もっと注意しておきたいことは施工方法です。
季節によって天候は違いますから、工事を行う時期に合わせて施工方法も柔軟に対応していくことが重要です。
気温や湿度の違いで、塗装の乾燥時間や材料の扱い方は変わります。
時期や天候を気にせずに施工してしまうと不具合を起こす恐れがあるため、しっかり状況に合わせて現場対応ができていなければいけません。
【外壁塗装工事は春と秋が繁忙期になる傾向】
外壁塗装は時期に関係なく行えるとお伝えしましたが、繁忙期となる季節があります。
春の4~5月や秋の9~10月は、比較的に安定した気候なため、多くの方がこの時期に外壁塗装を検討する傾向です。
もし、春や秋の時期に外壁塗装を行いたい場合は、工事も立て込んできてしまうため、早めに業者に相談することをおすすめします。
【塗装ができない天候とは?】
外壁塗装は一年を通して行えますが、塗装ができない天候があります。
以下の条件に当てはまる日は塗装ができません。
・気温が5℃以下
・湿度85%以上
・雨や雪が降っている
気温が5℃以下または湿度85%以上の日は塗装が硬化不良を起こす恐れがあり、作業は中止になります。
また、雨や雪が降っていると塗装が流れてしまったり、付着力が落ちて剥がれやすくなってしまいます。
作業中に雨や雪が降ってしまうのも品質に支障がでます。
このため午前中は作業できる天候でも、午後に崩すようであれば工事は中止します。
工事期間中は常に天気予報で作業ができるか確認しておかなければいけません。
【塗装は乾燥時間をしっかり設けること】
建物に使う塗料は樹脂塗料といって、樹脂が硬化して塗膜を形成します。
塗料が硬化するには乾燥させる時間が大事です。
乾燥しないうちに塗料を塗り重ねてしまうと、塗料に含まれる水分が問題となり、膨れや剥がれ、浮きなどの施工不良を起こしてしまいます。
塗装が硬化するまでの乾燥時間は天候に左右されます。
気温が高いと乾燥時間は早まりますが、寒い日は塗装が乾きにくいです。
適切な施工ができるように時期や天候に配慮し、状況判断ができていなければいけません。
工事についての質問は「よくあるご質問」でもお答えしておりますので、良ければこちらもご覧になってください。
【外壁塗装工事を行う目安に!季節の特徴】
塗装は一年中行えるとはいえ、できるだけ工事がしやすい時期を選びたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
工事のタイミングは人によって違いますが、季節の特徴を知っておくことで、どの時期に工事を行うのがいいか目安になるかと思います。
以下に各季節で工事を行なった時のポイントをお伝えしていきます。
【春に塗装を行う場合】
春は気候が安定し、空気も乾燥しているため塗装がしやすい時期です。
時期的に過ごしやすい気温ですから工事中も負担が少ないでしょう。
注意する点は、春一番などの季節風が吹く時期ですから強風には注意しておきたいところ。
足場の飛散防止ネットを張ったままにすると風に煽られて足場が揺れます。
強風が吹く日は飛散防止ネットをたたんでおくなど、気を配っておくことが大切です。
また、この時期は繁忙期となる傾向にありますので、工事を検討している方は早めに動く必要があります。
【夏に塗装を行う場合】
梅雨の時期は雨が多くなるため、工期が延びる可能性があります。
湿気も多い時期ですから塗装の乾きにも注意しておかなければいけません。
作業中に雨が降る心配もあり、天気予報は常に確認して塗装に支障がでないように細かく施工管理することが重要です。
梅雨が明けると気温が高くなり、塗装の乾きは早くなります。
日も延びるため作業時間が長くなり、工事の遅延は起こりにくいかもしれません。
注意しておきたいのは、気温が高く部屋が暑くなっても作業中に窓を開けることができないことです。
締め切った状態になってしまいますので、息苦しいと感じる方もいるかもしれません。
【秋に塗装を行う場合】
秋は春と同様に気候が安定しているため、この時期に塗装工事を行う人が多くなります。
繁忙期となりますので、この時期に工事を行いたい方は、早めに動くことをおすすめします。
9月にはいると台風が多くなります。
台風が接近していると工事を中止する日が多くなりますので、工期が遅延する可能性があります。
また、もし台風が直撃する場合は、足場を設置しているため、飛散防止ネットをただんだり、養生や材料などの退避など、台風に備えておかなければいけません。
【冬に塗装を行う場合】
冬の季節は気温が低くなるため、塗装が乾きにくくなります。
しかし、品質に支障が出るかというと、適切な乾燥時間を設けていれば問題はありません。
冬は日が短く暗くなる時間が早くなりますので、作業に影響して工期が延びる可能性はあります。
積雪エリアは11~3月初めまで施工ができなくなることがあります。
積雪エリアで外壁塗装をご検討している方は、この時期での工事について業者に相談しましょう。
【10年経ったら一度建物点検を】
ここまで外壁塗装の時期や季節の特徴をお伝えしました。
塗装を行う時期も大切ですが、年数や劣化症状も工事を行う目安になります。
塗装は10年ほど経つとさまざまな劣化症状が出てきますので、このくらいの年数が経っていましたら、一度塗装業者に依頼して建物を点検してもらうことをおすすめします。
当社は無料で建物診断を行っておりますので、お家のことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
また、劣化症状が出ている場合も塗装をするサインとなります。
以下の劣化症状が出ていましたら塗装工事をご検討ください。
【劣化症状】
・色褪せ
・チョーキング
コケ・カビ・汚れの付着
・クラック
・シーリング材の劣化
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
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