現場レポート

山梨県甲府市 ラップサイディング 目地シーリング打ち替え

投稿日:2021.11.20

目地打ち替えの画像

山梨県甲府市の現場にてラップサイディングの目地シーリング打ち替えを行いました。

ラップサイディングは「鎧張り」「下見板」「羽目板」などと呼ばれる外壁材です。

 

特徴は一枚一枚重ねて外壁材を張っている立体感のある外観です。

本日はこちらの目地を打ち替えていきます。

 

【サイディングの目地打ち替えの必要性とメンテナンス時期】

サイディングは外壁材同士が干渉しないように目地を設けて、そこにシーリングを打っています。

外壁塗装をするときはこのシーリングも関わってきますので、同じタイミングでメンテナンスしておくことをお勧めします。

 

どちらかを後から行うとなるといろいろと支障が出てくる可能性があり、時期をずらしてしまうことで、色ツヤに違いが出てきてしまったり、メンテナンススケジュールがずれてしまったりします。

 

足場の設置も必要ですので、トータルコストを抑えていくためにも外壁塗装とセットで目地の打ち替えをご検討ください。

 

足場についてはこちらの「外壁と屋根はセットでおトク」をご覧ください。

 

シーリングは太陽の紫外線などが原因して経年劣化してきます。

弾力性もなくしてきますのでひび割れを起こし、そこから水が入ってきてしまいます。

 

壁の下には防水紙がありますので、すぐに雨漏りを起こしてしまうことはありませんが、壁の中に水が入っている状態が長期間続けば防水紙は傷んできますし、サイディングの状態も悪くなってきます。

 

劣化が進めばやがて雨漏りしてしまいますので、なるべく水が入らないように定期的にシーリングを打ち替えておくことをお勧めします。

 

シーリングについてはこちらの「コーキングについて」をご覧ください。

 

【目地シーリングの打ち替えの流れ】

シーリングの打ち替えは、最初に既存のシーリングを剥がします。

古くなったシーリングは弾力をなくし硬くなっていますので、カッターを使って剥がす場合は外壁を傷つけないように慎重に行うことが大切です。

 

また、シーリングを剥がした状態は水が入ってしまう状態のため、天候には注意し、作業を行う日に雨が降らないことを確認しておきます。

 

目地打ち替えの画像

 

古いシーリングの撤去後はマスキングテープで養生します。

こちらのお家は目地にバックアップ材が挿入されていました。

 

バックアップ材とは目地深さを調整するもので、目地深さがあるとシーリングが沈んでしまったり、痩せてしまったりして段差ができてしまいますので、バックアップ材を入れて深さを浅くしておきます。

ここまで作業ができたら接着剤となるプライマーを目地に塗ります。

 

目地打ち替えの画像

 

プライマー塗布後はシーリングを充填し、その後はヘラを使って表面を均します。

表面をきれいに均した後はマスキングテープを剥がして打ち替え完了です。

ヘラはスポンジ付きを使うと余分なシーリングをきれいに取り除くことができます。

 

それでは本日はここまでになります。

次回も現場の作業をご紹介していきますので、楽しみにしていてください!

 

当社はお家のメンテナンス工事を承っておりますので、なにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

当社が対応している工事についてはこちらの「事業内容」をご覧ください。

 

当社が実施する無料診断についてはこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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