こんな症状が？屋根に登らなくてもわかる雨漏りのサイン
投稿日：2019.3.27 更新日：2023.8.31
雨漏りと聞くとどんなイメージを持たれますか？一般的なイメージだと天井から水がポタポタと落ちてくるという感じでしょうか。
しかし、雨漏りの症状はそれだけではありません。むしろ天井から水が滴り落ちてきている場合は、雨漏りがそうとう進行している可能性があります……
雨漏りは気づくのが遅れれば遅れるほど被害を広げてしまいます。そして、被害が深刻になるほど、修理にかかる費用も高額になり、工事日数も長引くでしょう。
できれば雨漏りは早期発見、早期解決が理想です。ですが、冒頭でもあった天井から水が滴ってくるような分かりやすい症状だけではないということ。
一見すると雨漏りしているように見えない症状でも、実は雨漏りのサインだった……。このようなこともありますので、少しでも疑わしい症状を確認できましたら、手遅れになる前に専門業者に雨漏りしていないか状態を見てもらうことをお勧めします。
本記事では、雨漏りを早期に発見できる手助けとなるように、よく見られる雨漏りの症状をご紹介します！
【こんな症状があれば要注意！雨漏りのサイン】
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・天井や壁のクロス（壁紙）、フローリングなどが濡れている
・天井や壁に水が染みた跡がある
・フローリングが変色している
・天井や壁、床が反ってしまい波打っている
・障子やふすまが反ってしまって建て付けが悪くなっている
・窓サッシに隙間がある
・特定の部屋で結露が増える
・玄関の靴や革製品にカビが生える
・静かになると水滴の音が聞こえる
・バルコニーにヒビが入ったり、塗装が剥げたりしている
・窓枠が濡れている
・外壁がひび割れている
上記は雨漏りのサインとははっきりと分かるような症状ではありませんが、ほとんどの雨漏りは、目には見えないところで気づかぬうちに進行しているのです。
もし症状があったら大事なこと三か条
①放っておかないこと
②応急処置をしたら業者へ連絡
③高所の処置は行わない
雨漏りの症状や原因などについてはこちらの「こんな症状は雨漏りしているサイン！雨漏りしやすい場所と原因を解説！」をご覧ください。
【①放っておかないこと】
雨漏りは早めに気づくことが被害を最小限に抑えられる重要なポイントです。思い過ごしかなと思わずに、少しでも気になる症状が確認できれば、なるべく早めに専門家に雨漏りを起こしていないか点検してもらってください。
雨漏りは建物への被害、普段の生活への支障だけでなく、カビが発生することでアレルギーを引き起こし、健康被害をもたらす恐れがあります。特に小さなお子さんがいるご家庭や体に負担を抱えている方は気をつけてください。
また、雨漏り修理というと雨漏りしているところを直すというイメージかもしれませんが、雨漏りによって汚損した内装材も復旧する必要があるため、雨漏り修理と一緒に内装工事も行うのが一般的です。内装材の他に家具や家電も被害を受けてしまったら、そちらも買い直すことになりますので、思っているよりも出費が出てしまうでしょう。
【②応急処置をしたら業者へ連絡】
雨漏りしたら応急処置をしましょう。ご自分でできる応急処置は、流れてくる水で内装材や家具、家電などを濡らさないことです。
水が滴ってくる場所にレジャーシートやブルーシートなどを敷いて床が濡れるのを防いでください。その後にバケツで落ちてくる水を受け止め、周りには飛沫で濡れないようにタオルなどを敷いておきましょう。バケツに溜まった水はこまめに捨てること。壁が濡れてしまっている場合は、そのままだとカビが生えてしまいますので、水気をこまめに拭き取りましょう。
応急処置と一緒に専門業者に早めにご連絡ください。「この程度雨の症状で業者を呼ぶのは気が引ける……」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、まだ被害が抑えられているうちに手を打つことが大切です。どんなに症状が軽くても雨漏りしていることには変わりありませんし、ちゃんと直さないかぎり雨漏りは止まりません。
放っておくほど被害は広がっていきますので、症状が軽いうちに修繕工事を行ってください。早めに動き出すことが、結果的に修理にかかる費用を抑え、工事期間も短くなります。
【③高所の処置は行わない】
雨漏りを起こしやすい場所は「屋根」「外壁」「窓」「ベランダなどの防水がされているところ」です。上から雨漏りしていると、真っ先に屋根を疑いたくなるかもしれません。
しかし、屋根から雨漏りしているかもしれないと思って屋根に上がろうとするのは絶対にお避けください。屋根の点検に関しましては、必ず専門業者にお任せください。プロの業者でも状況を見て、危険と判断されたら屋根に登らないのが鉄則です。
それを一般の方が的確に判断して、屋根に登るのはとても難しいことです。年数が経っている屋根は砂埃などが付着して汚れて非常に滑りやすくなっています。地面から屋根までの高さが約7mありますから、この高さから転落したらどうなってしまうのか想像つきますよね。
費用を抑えたい、早く雨漏りを止めたい、このようなお気持ちもあるかと思いますが、雨漏りは安易に手をつけてしまうと状態を悪化させてしまう恐れがあります。ご自身で無理に修理しようとはせずに、速やかに専門業者に雨漏り調査と修理をご依頼ください。
LOHASは無料で建物診断を実施しておりますので、雨漏りについて少しでも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
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