雨樋工事はいつすればいい?工事のタイミングを解説!
投稿日:2023.12.30
建物には様々な部材がありますが、それらも定期的にメンテナンスをしておかないといずれ不具合を起こしています。
雨樋もその一つです。
雨樋は雨水を排水するための設備です。
年数が経つにつれて水漏れや部材の破損など様々な劣化症状が発生します。
雨樋も年数が経てばいずれ交換が必要です。
しかし、そう頻繁に行われる工事ではありませんから、初めて雨樋工事をする方がほとんどでしょう。
当社では、10年を目安に雨樋補修を、20年目以降は雨樋交換工事をお勧めしております。
雨樋は建物に欠かせない設備です。
不具合を起こして建物の劣化を早めてしまわないようにタイミングよく雨樋工事を行いください。
本記事では、雨樋工事のタイミングについて解説いたしますので、ぜひご参考にしてくださいね。
【雨樋工事のタイミングはいつ?】
雨樋工事でもいろいろな工事があります。
ここでは大きく分けて「雨樋補修」と「雨樋交換」の2つの工事でご説明いたします。
【雨樋補修工事のタイミング】
雨樋に不具合が出ても、すぐに交換が必要になるというわけではありません。
まだ年数が浅ければ部分的な修理で済ませることができます。
雨樋は複数の部材を組み合わせて構成されています。
ですから、部材が一つ破損してもその範囲だけ部材を交換することが可能なため、不要な大きな工事をする心配はありません。
雨樋補修にはこちらの工事があります。
・部材の部分交換
・軒樋の勾配調整(傾斜)
・水漏れ補修
・継ぎ目の隙間補修
・吊り金具や控え金具の交換
・雨樋塗装
・雨樋清掃
雨樋補修を考えていただくタイミングは10年程度が目安です。
修理する場所によっては高所作業で足場が必要になる場合があります。
足場は高額ですから、外壁塗装や屋根塗装など足場を設置する工事をするタイミングで雨樋補修もご検討ください。
足場代の節約についてはこちらの「外壁と屋根はセットでおトク」をご覧ください。
【雨樋交換工事のタイミング】
雨樋にも耐用年数があり、年数を超過すれば、今度は雨樋をすべて交換する必要があります。
雨樋は素材ごとで交換時期が異なります。
雨樋の素材 | 交換時期の目安 |
塩化ビニール | 約20年 |
ガルバリウム鋼板 | 約20〜30年 |
銅 | 約30年 |
ステンレス | 約30〜 |
住宅に普及する雨樋は、塩化ビニールです。
塩化ビニールは経年劣化すると色褪せや硬質化による割れと破損、歪み、滑落などが発生します。
20年を超えると交換時期なので、工事をご検討ください。
また、雨樋補修と同様に足場が必要な工事です。
雨樋工事をするタイミングで他の足場が必要な工事もご一緒に行うことをおすすめします。
【雨樋工事を考えていただく劣化症状とそれに伴う不具合】
雨樋の役割は屋根から流れる雨水を滞りなく排水することです。
もし劣化が進み、不具合を起こしてしまったら、流れてくる雨水で外壁や基礎などを汚し、建物の老朽化を早めることになります。
雨樋の劣化症状とそれに伴う不具合について下記をご覧ください。
【雨樋の歪みやたわみ】
太陽の紫外線、落雪やゴミ溜まりなどが原因して起こります。
雨樋に歪みやたわみが起きると排水が滞り、雨樋から水が溢れやすくなります。
【雨樋部材の破損や継ぎ手の隙間】
経年劣化や飛来物の衝撃、風のあおりなどが原因して発生します。
雨樋は軒樋や縦樋、集水器、継ぎ手など複数の部材で構成されており、部分的に破損してもその範囲内で交換できるため、正常な部分は既存利用できます。
ただし、製品が廃盤で生産停止になっていると互換性がなく、すべて部材を交換する必要があります。
雨樋部材が破損していると風に飛ばされて周囲に被害を与える恐れがあります。
雨樋は継ぎ手を挟み接合しています。
継ぎ手は経年劣化で隙間が生じやすく、そこから水漏れを起こします。
水漏れする量が多いほど大きな音を立てて騒音となり、近隣トラブルに発展する場合があります。
【控え金具や吊り金具の破損】
雨樋は控え金具や吊り金具で固定されています。
金具が折れると雨樋が固定されず、風のあおりを強く受けるため、そのまま放っておくと風に飛ばされてしまいます。
部材が欠けてしまいますから、大量に水が漏れてくるのと飛来物で近隣のお家や車を傷つける恐れがあります。
劣化症状は雨樋工事を考えていただく大事なサインです。
劣化を放置することで上記のような不具合を起こしてしまいます。
ご自身のお家だけでなく、ご近隣の方にも影響を与えますので、不具合が出る前にメンテナンスを行うことが大事です。
LOHASは雨樋工事も承っております。
雨樋のことで何かお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
【雨樋工事ならLOHASにお任せください!】
雨樋も大切なお住まいを守っていくために重要な設備です。
劣化が進めば建物の老朽化を早めるような不具合を発生させますので、タイミングよくメンテナンスを行いましょう。
雨樋補修工事を行う目安は10年程度です。
そして、雨樋交換工事は20年程度(塩化ビニールの場合)が目安です。
LOHASは無料で建物診断を実施しておりますので、雨樋のメンテナスが必要か気になっている方は、お気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。
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