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外壁塗装のツヤを選べるのは知っていますか?ツヤありとツヤなし、どっちがいい?

投稿日:2022.11.30

外壁塗装のツヤを選べるのは知っていますか?ツヤありとツヤなし、どっちがいい?

建物を見て、

 

これはちょっと光沢がありすぎるかな・・・

 

少しツヤがなくて暗いイメージ・・・

 

など感じたことはありませんか?

 

ツヤのレベルは塗料で決まってしまう、と思うかもしれませんが、ほとんどの塗料はツヤのレベルをお好みで選べます。

 

今回は外壁塗装のツヤについて解説していきたいと思いますので、これから塗装工事をお考えの方は、ぜひご参考にしてください!

 

【外壁塗装の塗料はツヤを選べる!】

外壁塗装のツヤを選べるのは知っていますか?ツヤありとツヤなし、どっちがいい?

外壁のツヤの感覚は人によって好みが分かれるかと思います。光沢感あるのが好きという人もいれば、マットで落ち着いた雰囲気が好みの方もいらっしゃいます。選ぶ色によっても適したツヤのレベルは変わるでしょう。

 

塗料は色だけしか選べないというのが一般的な認識かもしれませんが、ツヤのレベルも選ぶことができます。

 

ブラックやグレーなどモノトーンの色で光沢感があるのは嫌という方は、ツヤなしかツヤを抑えたものを選ぶといいでしょう。

 

塗料のツヤは「ツヤあり」か「ツヤなし」の2種類ではなく、間にいくつかのツヤのレベルがあります。

 

【ツヤのレベルは5種類】

名称 グロス値(光の反射率) 特徴
ツヤあり 70% 光沢感があり、ツヤツヤした印象
7分ツヤ 55~65% 曇りなど天気によってツヤが抑えられた印象がある
5分ツヤ 30~40% 中間ほどのツヤ感で、半ツヤと呼ばれている
3分ツヤ 10~20% ほんの少しツヤがあり、晴れているときにツヤがわかる
ツヤ消し 5%以下 光沢感がなく、マットな仕上がり

 

塗料のツヤは60度の角度で光を当てた時に何パーセントの光が反射するかを測定してグロス値という値で分類しています。

 

ツヤがあるほど光の反射率が高く、光沢感のある仕上がりになります。

 

ツヤの度合いだけで選ぶならお好みの外観になるものを選べばいいのですが、ツヤのレベルは塗料の耐用年数にも関係してきます。

 

【ツヤありとツヤなしで耐用年数が違う】

外壁塗装のツヤを選べるのは知っていますか?ツヤありとツヤなし、どっちがいい?

実は塗料は、ツヤありとツヤなしで耐用年数が変わってきます。

 

耐用年数を重視するのなら「ツヤあり」がおすすめです。

 

なぜ、ツヤありの塗料の方が耐用年数が長いかというと表面の滑らかさが違うからです。ツヤありは、表面が滑らかになっており、凹凸が少なくなっています。

 

表面がなめらかになっているのと、凹凸になっているものでは、どちらが汚れがつきやすいでしょうか?

 

当然、表面が滑らかになっている方が汚れは付きにくく、ツヤありは汚れにくい性質を持っています。

 

それに代わってツヤなしはどうなのかというと、表面の滑らかさはツヤありよりも劣りますので、汚れが付きやすくなっています。

 

これがどういった影響を持つかというと、耐用年数に関係してくるのです。汚れが付きやすいと劣化を早める原因になります。そのため汚れが付着しにくいツヤありはツヤなしよりも耐用年数が長くなります。

 

また、ツヤを落とす場合、塗料の中にフラットベース(調整剤)を混ぜて光沢を抑えます。この調整剤が耐用年数に影響し、本来の塗料の耐久性を落としてしまうのです。

※フラットベースは元々滑らかだった表面に凹凸をつけて、光を乱反射し、ツヤを抑えています。

 

現在は十分な耐用年数を維持できるツヤなしの塗料もありますが、同じ塗料で比べた場合は、ツヤなしよりもツヤありの方が長持ちするということを押さえておきましょう。

 

ツヤなしの場合はツヤ消しよりも1.5~3年ほど耐用年数が短くなると言われています。

 

ただし、ツヤなしでも耐用年数の長い塗料を選べば問題は解決します。

 

ポイントはどれくらいの年数を保ってほしいか決めて、そのご要望に沿う性能の塗料選べぶことです。

 

ツヤなしのナノコンポジットは耐候性に優れ、耐用年数も15年ほどと長持ちですので、ツヤを抑えた仕上がりをご希望している方におすすめです。

 

ナノコンポジットについてはこちらの「ナノコンポジットW フッ素」をご覧ください。

 

【ツヤありとツヤなし、どちらがいいの?】

外壁塗装のツヤを選べるのは知っていますか?ツヤありとツヤなし、どっちがいい?

耐用年数のこともありますが、ツヤありかツヤなしかは、結局のところ好みに偏るかもしれません。

 

それぞれの特徴を踏まえて、どちらがいいか選びましょう。以下にツヤありとツヤなしのメリット・デメリットをまとめましたのでご覧ください。

 

  メリット デメリット
ツヤあり

・耐用年数が長い

・汚れにくい

・塗料の種類が豊富

・光沢感のある仕上がり

ツヤを調整すると耐久性が下がる

・経年劣化でツヤがなくなってくる

・光沢感がかえって安っぽく見えてしまう

ツヤなし

・ツヤの変化がなく、長い期間雰囲気を損なわない

・落ち着いた雰囲気

・モノトーンの色と相性が良い

・ツヤ消しを標準にしている塗料が少ない

・選べる色が少ない

・ツヤありを調整してツヤを抑える場合、価格が高くなる

 

塗装する色によっても相性の良いツヤが違います。

 

ツヤありは明るめの色におすすめでして、ホワイト系やレッド、イエローなど発色のあるポップな色と相性が良いです。

 

ツヤなしの場合は、ブラックやグレー、ブラウンなどのモノトーンの色と相性が良く、落ち着いた雰囲気になります。

 

中間色は汚れや色あせが目立ちにくいという特徴もありますので、外観の変色が気になる方におすすめです。

 

【選べるツヤのレベルは塗料によって違う】

外壁塗装のツヤを選べるのは知っていますか?ツヤありとツヤなし、どっちがいい?

すべての塗料で自由にツヤを選べるというわけではありませんのでご注意ください。ツヤのレベルはカタログに記載されていますので、ツヤを選びたい方は、ツヤを変更できる塗料か確認しましょう。

 

塗料についてはこちらから

 

【お好みのツヤで外壁塗装しましょう!】

外壁塗装のツヤを選べるのは知っていますか?ツヤありとツヤなし、どっちがいい?

ここまで塗料のツヤについてお伝えしてきました。

 

特にツヤのこだわりがない方は、耐用年数の長いツヤありがおすすめです。

 

塗料のツヤに関しては現場で調整することも可能ですが、おすすめはしません。現場で調整する場合は、工場で製造されたものを使うのではなく、現場で調整剤を混ぜて撹拌し、ツヤを調整します。

 

現場調整で複数の塗料缶を均一なツヤにするのはとても難しく、仕上がりもムラが出る可能性があります。ツヤを変更したい場合は、事前にツヤを決めてメーカーが製造したものを使うようにしましょう。

 

たくさんある色の中から選ぶのは大変かと思います。色決めのときは当社のスタッフもサポートさせていただきますので、気になることなどございましたらお気軽にご相談ください。

 

外壁塗装の色の選び方についてはこちらの「失敗しない外壁塗装の色の選び方のポイント」で詳しく解説しております。良ければこちらもご参考にしてください。

 

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