現場レポート

中央市M様邸、外壁塗装工事 外壁塗装下塗り

投稿日:2020.2.26 更新日:2020.2.27

外壁塗装の下塗り1回目になります。
今回の下塗りには微弾性フィラーを使用します。
フィラーは主にモルタル系外壁の微細なひび割れ補修や、段差・凸凹のある面を平滑にするために塗られます。また、壁の表面にテクスチャー(模様・柄)を付けるために厚塗りされることもあります。下地の小さなひび割れは普通の塗料の塗膜で埋めることもできますが、後にひび割れが浮き出てこないように、フィラーや後述する微弾性フィラーで処理をした方が良いでしょう。
上塗り塗料と塗装面の密着具合を良くしたり、塗装のむらを防いだり、下地への吸い込みむらを防いだりする塗料のことをシーラーと言います。そしてこのシーラーとフィラーの機能を兼ね備えたものが微弾性フィラーです。外壁塗装は単なるペンキ塗装とは異なり、綿密な下地処理が欠かせません。特にリフォームでは、下地が劣化したまま外壁塗装をしてしまうと、上に塗った塗料が綺麗に仕上がらないだけでなく、塗料がスペック通りの機能を発揮してくれない場合もあります。この重要な下地処理を担うのが微弾性フィラーです。特にモルタル系外壁の塗り替えの際には微弾性フィラーが使われることが多くなっています。
微弾性フィラーには、「弾性」という名称が示すように、ゴムのように柔らかい材料が使われています。モルタル系外壁には、材質的にひび割れがつきまといます。特に小さなひび割れがあった場合、威力を発揮するのが微弾性フィラーです。ひび割れ部分に適切な下地処理を行ってから微弾性フィラーを塗布すると、ゴムのような塗膜がひび割れを埋めてくれます。さらに柔らかい塗膜はひび割れに追従し、ひび割れが拡大するのを防ぎます。最近では耐久性・防水性に優れた微弾性フィラーも登場しています。ただし、大きなひび割れの場合はモルタルやシーリング材を充填して埋める作業が必要になります。

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