梅雨に入る前に対策!雨漏りを予防するために確認したい場所
投稿日:2025.5.31
こんにちは!
そろそろ梅雨を気にする頃になりました。
建物の状態はどうですか?
しばらくメンテナンスをされていない方は、一度梅雨に入る前に点検の実施をおすすめします。
なぜ点検をおすすめするかというと、雨漏りを予防するためです。
本日はこれから梅雨に向けて、ぜひ押さえておいていただきたい雨漏り予防について解説いたします!
なぜ梅雨に入る前に点検したほうがいい?
梅雨に入ると雨が連日続くようになります。
もし、ここで雨漏りすると長い期間にわたって建物の内部まで雨にさらされてしまいます。
すぐに修理できればいいですが、雨漏りは外側に原因があるため、雨が降っていると工事ができずにしばらくその状態が続きます。
そのため、雨漏りが直るまではこれ以上被害が大きくならないように応急処置でやり過ごすしかない対応になります。
できれば雨漏りをさせないことが望ましく、もし雨漏りがあるなら梅雨に入る前に直しておくのが最善です。
しばらく建物の状態を見ていなかったり、メンテナンスをされていなかったりする場合は、劣化が進んでいる可能性も考えられますので、雨漏りするリスクがないか業者に点検してもらうことをおすすめします。
一度でも雨漏りすると建物へのダメージは大きい
もし雨漏りがあった場合、そのままだと被害が大きくなってしまうため応急処置を行います。
ですが、応急処置だけでは雨漏りによる被害を防ぎきれませんので、日数が長引くほどダメージが大きくなってしまいます。
雨漏りの怖いところは建物の大事な柱や梁といった構造体を濡らし、老朽化を早めることになるからです。
構造体が傷んでしまうと強度が低下して地震に弱い建物になってしまいます。
その他にも木材が雨に濡れるとシロアリを寄せ付ける要因となり、二次被害を招く恐れがあります。
室内まで水が滲み出してくれば内装が汚損し、家具や家電まで被害を受ける可能性があります。
雨漏りというと天井から水がポタポタと落ちてくるイメージを持つかもしれません。
これだけでも十分に不便を感じると思いますが、その程度では済まされずに、建物の老朽化、修理にかかる費用の負担、工事の長期化と普段の生活への負担増しなど、色々と大変な思いをするのが雨漏りです。
このように大切な建物をご使用いただくためにも雨漏りを起こさないことがとても重要なのです。
雨漏りを予防するには定期的な点検とメンテナンスが重要!
雨漏りは知らないうちにじわじわと症状が進み、気がついた時には被害が大きくなっていたということが多くあります。
ちょっとした隙間から水が入っていても天井や壁にシミが出てくるなど知覚できる症状がなければ気づかずにそのままになるケースがほとんどです。
雨漏りしていないから大丈夫というよりも症状に出ていないだけという可能性もあります。
突然、雨漏りが起きてしまわないように大事なことは、定期的な点検と状態に応じたメンテナンスを行うことです。
建物が傷んでいないか10年ほどの周期で点検を実施して問題を早期に発見し、傷んでいる場合は早めに改善することが雨漏り予防になります。
雨漏りを予防するために確認したい場所
雨漏りを予防するために確認しておきたいことがこちらの4つです。
① 築年数
② シーリング(コーキング)の劣化
③ 外壁や屋根の劣化具合
④ ベランダや屋上など防水の状態
一つずつご説明していきます。
補足すると雨漏りを起こしやすい場所があり、屋根、外壁、窓、ベランダ(屋上やパラペットなどの防水がされているところ)は発生することが多いため、こちらは必ずチェックしておくことをおすすめします。
① 築年数
築年数は建物の状態を把握するのに重要な目安です。
とくに目視では確認できない内部の状態を考慮するときに築年数が重要となります。
外壁や屋根には水が内部に浸透しないように防水紙が張られています。
一般的なものだと20〜30年ほどが耐用年数となるため、築20年目以降は防水紙の劣化による雨漏りも視野に入ります。
業者に点検してもらうときは築年数も伝えておきましょう。
② シーリング(コーキング)の劣化
シーリングは外壁の目地や窓まわり、部材の接合部など隙間が生じるところに打設してあります。
建物の防水を保つ役割があり、劣化するとひび割れなどが発生して水が内部に流れ込みやすくなります。
シーリングを打っている場所の中でも窓は雨漏りしやすい場所ですので、シーリングが劣化していないか確認してもらいましょう。
③ 外壁や屋根の劣化具合
外壁から雨漏りするとどこが原因しているか特定が難しい場合があります。
そのため修理するときは雨漏りの確率が高そうな場所から一つずつ対処していくことがよくあります。
クラックは雨漏りのよくある原因の一つです。
構造クラックまで被害を大きくすると耐震性にも関わってきますのでご注意ください。
屋根は目視できない場所ですから、10年くらいを目安に点検することをおすすめします。
屋根から雨漏りする原因に多いのが、隙間が生じている、ルーフィング(防水紙)の劣化、天窓の不具合などです。
防水紙の劣化は屋根と外壁の両方とも雨漏りのリスクを高めますので、寿命を迎える築20年目以降は、内部の修繕も視野に入れてメンテナンスをご計画ください。
④ ベランダや屋上など防水の状態
ベランダや屋上といった防水されているところも雨漏りすることが多い場所です。
また、床だけでなく、手すりにある笠木からも雨漏りします。
ここから雨漏りすると外壁にも損傷を与えますのでご注意ください。
ベランダのドレン(排水口)の詰まりも雨漏りの原因の一つです。
もし、ゴミが溜まっている場合はこまめに清掃しましょう。
雨漏りを疑う症状があればすぐに業者にご相談ください!
雨漏りするとこのような症状が出てきます。
・天井や壁に水シミができる
・窓枠が濡れる
・特定の部屋だけ湿気やカビが増える
・水が落ちてくる音が聞こえる
雨漏りは結露と間違えやすいですが、少しでも気になる症状がありましたら、そのままにせずに業者に雨漏りしていないか見てもらうことをおすすめします。
梅雨に入ってしまうと雨で工事が中断する日が多くなります。
しばらく建物の状態を見ていなかったり、メンテナンスをされていなかったりする方は、梅雨の間に雨漏りすると大変ですから、その前に点検して問題がないか確認しておきましょう!
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