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モルタル外壁が剥がれていたらどうすればいい?原因と補修方法を解説

投稿日:2025.1.31

モルタル外壁が剥がれていたらどうすればいい?原因と補修方法を解説

モルタル外壁でよく見られる症状がクラックや剥落です。もちろん、外壁が割れていて問題ないということにはなりません。もし、外壁に異変を感じましたら早めに対処することが大切です。

 

本記事ではモルタル外壁が剥がれた時の対処方法などを詳しく解説いたします。

 

モルタル外壁とは?

モルタル外壁が剥がれていたらどうすればいい?原因と補修方法を解説

モルタル外壁は「水」「セメント」「砂(細骨材)」を混ぜ合わせてつくる外壁材です。昔から用いられている建材でして、硬質で佐官の手による意匠性の高い質感が特徴にあります。

 

簡単ではありますが、モルタル外壁のメリット・デメリットを下の表にまとめました。

 

メリット デメリット

・硬質で強度がある

・不燃性で延焼を防ぐ

・意匠性に優れる

・部分補修が可能

・ひび割れやすい

・吸水性なため、定期的に塗装が必要

・職人によって品質にばらつきが出る

モルタル外壁は定期的な塗装が必要です。塗装しないままにするとクラックや剥落を起こす原因となり、被害を大きくさせます。塗装が劣化すると色褪せやチョーキング、汚れの目立ちなどの症状が出てきます。塗装するタイミングが大切ですので、劣化症状を見逃さないように普段から建物の状態を見ておきましょう。

 

モルタル外壁を塗装するタイミングについてはこちらの「モルタル外壁の特徴と外壁塗装をするタイミング」でご紹介しております。

 

モルタル外壁が剥がれる原因

モルタル外壁が剥がれていたらどうすればいい?原因と補修方法を解説

モルタル外壁が剥がれる主な原因は「経年劣化」です。経年劣化とひとまとめにしていますが、多くの要因は「塗装の劣化」です。モルタルは保水する性質なため、塗装して防水性を保っていなければなりません。

 

水の浸透を防いでいた塗装が劣化すると水が外壁内部に浸透してクラックや剥落を起こします。塗料には耐用年数があります。ウレタン塗料やシリコン塗料、フッ素塗料などそれぞれの耐用年数を目安に塗り替えをご計画していただくことが大事です。(塗料についてはこちらから)

 

もう一つ考えられる要因は「施工不良」です。モルタルは職人の手によって材料からつくり上げます。水を加える材料を使って施工することを湿式工法といいます(接着剤や役物を使うのは乾式工法といいます)。

 

モルタル外壁で施工不良を起こす原因は「材料の配分の誤り」「一度に厚く塗りすぎている」「乾燥不良」などが考えられます。経年劣化ではある程度の年数が経つことで症状が出てきますが、施工不良だと工事を終えてから短い期間で症状が出てくるのが特徴です。もし、施工不良が疑われる場合は、工事を依頼した業者に早めにご相談ください。

 

モルタル外壁を剥がれたままにするリスク。見つけたら早めに対処を!

モルタル外壁が剥がれていたらどうすればいい?原因と補修方法を解説

モルタル外壁が剥がれていたら早めに対処ください。水が内部に浸透することで被害を拡大させ、最悪は雨漏りを引き起こす恐れがあります。もし、雨漏りまで発展してしまうと、柱や土台など建物の大事な構造体にまで被害が及び、老朽化を早めてしまうでしょう。

 

被害が大きくなるほど補修範囲が広がり、工事費の負担も増えてしまいます。雨漏りした場所によっては室内も修繕しなければならなくなる可能性がありますのでご注意ください。

 

雨漏りについてはこちらの「こんな症状が?屋根に登らなくてもわかる雨漏りのサイン」をご覧ください。

 

剥がれたモルタル外壁を補修する方法

モルタル外壁が剥がれていたらどうすればいい?原因と補修方法を解説

軽微なクラックや剥離

軽微なクラックや剥離は外壁そのものに損傷があるというよりも塗膜内で症状が出ていることが多いです。塗膜内で症状がとどまっていればプライマーやシーリングで補修できます。補修した後に塗装する場合は、ひび割れ防止に下塗りにフィラーを塗っておくといいでしょう。

 

下塗りについてはこちらの「外壁塗装の下塗りとは?塗装工程の違いと重要性を解説します!」をご覧ください。

 

広い範囲で外壁が剥落し、下地が露出している

外壁が剥落している場合は、損傷部をはつる(はつる=削る、解体する、穴をあけるなどの意味する建築用語)必要があります。防水紙やラス網などに被害があればこちらも新しくします。モルタル外壁はリシンやスタッコなど模様が施されています。損傷が大きいと模様が壊れてしまっているので、補修後に元々の模様に合わせてパターン付けをします。

 

外壁を補修したら全体の塗装をおすすめします!

モルタル外壁が剥がれていたらどうすればいい?原因と補修方法を解説

外壁を補修すると元々の色と補修したところの色で違いが出てきます。外壁に損傷があれば塗装も劣化して塗り替えが必要な状態になっているはずです。補修しても他のところで被害がまた起きてしまったら大変です。見栄えを整えるために、補修後は外壁塗装していただくことをおすすめします

 

モルタル外壁が剥がれていたら早めに対処しましょう!

モルタル外壁が剥がれていたらどうすればいい?原因と補修方法を解説

軽微なクラックや塗膜の剥がれならそこまで心配する必要はありません。ですが、その状態を放っておくことで、やがて外壁の剥落へと被害が発展します。

 

外壁が剥がれて下地が露出するまでになると雨漏りを引き起こす危険性もあります。大事なことは被害を大きくさせないことです。もし、モルタル外壁が剥がれていたらそのままにせずに早めに対処しましょう。

 

LOHASでは建物診断や見積もりを無料で実施しております。お客様にも立ち会っていただき、実際に建物の状態を見てもらいながら状況や必要な工事などを詳しくご説明いたします。お客様のご要望に沿って最適なご提案をいたしますので、お住まいのことでなにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「プロが見る無料診断」をご覧ください。

 

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